駒澤大学陸上部の鈴木芽吹(めぶき)選手は、田澤廉選手と並ぶWエースとして、大きな期待を寄せられている選手です。
しかし、昨年2021年度は怪我(故障)の為に満足のいく結果を残せず、悔しい一年となりました。
2022年度になり、鈴木芽吹選手は、昨年の怪我(故障)を克服することが出来たのでしょうか?
もう怪我(故障)の影響は無い?
現在はもう完治して、調子は上向き?
2022年10月から始まる駅伝シーズンを前に、鈴木芽吹選手の現在を調査していきます!
鈴木芽吹選手は、2022年10月10日に行われた出雲駅伝に出場されました!
結果は本文で!※11月6日の全日本大学駅伝、および2023年1月2~3日の箱根駅伝についても、追記していきます!
■鈴木芽吹は怪我(故障)の影響はない?
■鈴木芽吹は現在は完治して調子は上向き?
■鈴木芽吹/出雲駅伝2022の結果!
■鈴木芽吹/全日本大学駅伝2022の結果!
■鈴木芽吹/箱根駅伝2023の結果!
■鈴木芽吹のプロフィール



鈴木芽吹は怪我(故障)の影響はない?
鈴木芽吹選手は、昨年2021年の夏合宿後に、右大腿部に違和感を感じ、レントゲン撮影をしたところ、疲労骨折していたことがわかりました。
怪我をしてから、1年以上経過した2022年10月10日に開催される出雲駅伝のメンバーに選ばれていることから考えると、もうこの時の怪我(故障)の影響は見られないようです。
では、昨年夏の怪我(故障)の後、どのような経緯を辿ったのか振り返ってみましょう。
出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場ならず
2021年夏に怪我(故障)してしまった鈴木芽吹選手。
「成績も上がっている中、けがへの注意、油断していた部分はあったかなと思っています」
引用元:スポーツ報知
実は、高校生の頃にも、同じような場所を3回も疲労骨折した経験があり、その時に「骨密度が低い体質で、治るのにも時間がかかる」と言われていました。
鈴木芽吹選手は、大学1年生の時から駅伝メンバーに選出された期待のルーキー。
2年生になり、すでに「次期エース」と呼び声も高い注目選手ですよね。
そんなこともあり、少し無理をしてしまっていたのかもしれませんね。
この時、10月から始まる駅伝シーズンを目標に、トレーニングをしていた矢先のことで、怪我をした後は、少しでも早く治るようにと、あらゆる治療を受け、手をつくされたと思います。
しかし、2021年10月10日に行われた出雲駅伝だけでなく、11月の全日本大学駅伝までも、出場が叶いませんでした。
というのも、出雲駅伝の後、一度回復したと思って練習を再開したのですが、そこでまた再発するような形で、また痛みを感じるようになってしまったとのこと。
恐れていたことが起こってしまった・・・といった感じでしょうか。
「早く戻りたいと焦って練習して、痛みがぶり返してしまった。
ちょっと油断していました。」
というわけで、2021年度、鈴木芽吹選手は、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝の2つの大きな大会に出場出来ませんでした。
駒澤大学の成績としては、出雲駅伝では5位に終わり、一方、全日本大学駅伝では、優勝という結果でした。
2021年12月に受けたインタビューで、鈴木芽吹選手はこの2つの駅伝に関して、以下のように答えています↓↓↓
「出雲駅伝はチームとして3冠を目指していての5位でした。
本当に悔しいのと、自分が走れなくて情けないというのが大きかった。
全日本は足並みそろわない中でも、優勝を勝ち取れた。
その時は、走れない悔しさよりも、仲間たちが頑張ってくれたのがうれしかった」
引用元:スポーツ報知
箱根駅伝には出場!しかし・・・
3大駅伝のうちもっとも注目されるビッグイベントである箱根駅伝。
鈴木芽吹選手は、何とか怪我を克服し、2022年1月に行われた箱根駅伝に出場することが出来ました!
【箱根駅伝】
第8区は 鈴木 芽吹 選手(経営2)です。白鳥選手から2位で2年生同士の襷リレーです!
今シーズン初めての駅伝出場となる鈴木選手。「これまでの悔しさをぶつける走りをします!」と意気込みを見せてくれました!
温かいご声援をよろしくお願いします!#駒澤大学 #陸上競技部 #箱根駅伝 pic.twitter.com/GJlruMPA5i— 駒澤大学【公式】 (@komazawa_univer) January 3, 2022
任されたのは、復路8区。
補欠から、当日のエントリー変更での出場でした。
しかし、結果は区間18位。
2位でタスキを受け取ったにも関わらず、途中順位を4つも落とし、6位になってしまいました。
もちろん、これは、本来の鈴木芽吹選手の走りではありません。
試合後に、駒澤大学の大八木監督が以下のようにインタビューに答えています↓↓↓
大八木弘明監督(63)は復路後のテレビインタビューで
「芽吹は15キロ地点で、前に傷めていたところを、またちょっと傷めてしまった。
あの区間でも良くない位置にいたし、その辺の流れがうまく行かなかった」
と、レース中に脚のコンディション不良に見舞われたと話した。
引用元:中日スポーツ
なんと、またしても同じ左大腿骨(だいたいこつ)をレース中に骨折してしまっていたのです。
そのような状態では、当然本来の走りをすることは出来ません。
2022年1月の箱根駅伝の駒澤大学の最終成績は、総合3位。
前の年(2021年)は優勝していましたので、残念ながら2連覇することは出来ませんでした。
鈴木芽吹選手としても、2021年度の駅伝シーズンは、とても辛い結果に終わってしまいました。
でも、だからこそ、2022年度に向けて、全力で調整してきていることでしょう!
次は、鈴木芽吹選手の現在について、ご紹介していきます!
鈴木芽吹は現在は完治して調子は上向き?
2022年度に入り、鈴木芽吹選手の怪我(故障)の様子はどのような感じなのでしょうか。
2022年5月のNumberWebの記事では、以下のように書かれています↓↓↓
鈴木芽吹もまだ本調子には程遠い。
引用元:NumberWeb
また、7月に入ってからも、以下のように評されてしまいました↓↓↓
駒澤大の今季の目標は、「3大駅伝制覇」である。
その目標に欠かせないのは、チームの最大勢力の3年生たちだ。
好調なのは、花尾恭輔らごく一部の選手にかぎられており、鈴木芽吹、唐澤ら昨年好走した選手の活躍は大会から見てとれない。
引用元:Yahooニュース
あまり良いことは書いてもらえていませんね。
ただ、今年の夏の合宿では、ある程度走りこむことが出来たのでは?という情報も聞かれます。
実際に、2022年出雲駅伝前日の10月9日に発表されたメンバーの中で、「6区:鈴木芽吹」との名前が入っていました!
昨年から怪我に泣かされてきた鈴木芽吹選手が、しっかりと怪我を完治させて、2022年駅伝シーズン開幕を告げる出雲駅伝で、久しぶりに本来の走りが出来たのでしょうか!!!
鈴木芽吹/出雲駅伝2022の結果!
2022年10月10日、今年も出雲駅伝が開催されました!
そして、怪我からの回復がどの程度なのか、心配されていた鈴木芽吹選手は、最終区の6区を力走!!!
最後まで安定した走りを見せて、区間賞!
これは、三大駅伝初となる区間賞獲得となりました!
やっと、やっと、結果が出ましたね!
鈴木芽吹選手、本当におめでとうございます!
駒澤大学としても、大会新記録で優勝という素晴らしい結果で幕を閉じました!
【第34回 #出雲駅伝 】
駒大が9️⃣年ぶり4️⃣度目の優勝を果たしました🏆🌟 🌼💎🍎💪☀️🌱
皆様のご声援、ありがとうございました❕#駒大 #コマスポ #駒大陸上部 #原点と環#男だろ #藤色のタスキ pic.twitter.com/phcHrqhE96— 駒大スポーツ陸上班 (@KomaspoTaf) October 10, 2022
出雲駅伝
🥇駒澤大学1区🥈花尾恭輔(3)※歴代4位
2区🥇佐藤圭汰(1)★区間新
3区🥈田澤 廉(4)★歴代3位,駒澤新
4区🥈山野 力(4)
5区🥇安原太陽(3)
6区🥇鈴木芽吹(3)芽吹くん、箱根以来の復帰戦で最長区間アンカーで区間賞!?やばいでしょ。。
— まさし@駅伝好き (@masa_tandf_you) October 10, 2022
【 #出雲駅伝】
#6区 区間賞を獲得した #鈴木芽吹 選手のレース後インタビュー①をお届けします🌱--箱根が終わってから、今日までどのように過ごしてきたか
「2月までは本当に何もしていなかった。3月から少しづつ走り始めたが、5月と6月にも、またちょっと故障があって、ほんとうに」
→ pic.twitter.com/4a4qOVZcVn— 駒大スポーツ陸上班 (@KomaspoTaf) October 10, 2022
鈴木芽吹/全日本大学駅伝2022の結果!
2022年11月6日に行われた第54回全日本大学駅伝対校選手権大会!
鈴木芽吹選手が所属する駒澤大学は、見事優勝という結果に終わりました!!!
しかも、今大会3年連続の優勝という快挙!!!
しかし!
残念ながら、鈴木芽吹選手は出場ならず・・・。
素晴らしい走りで区間賞を獲得した出雲駅伝から、わずか1か月ほどで行われる全日本大学駅伝。
あれほど調子が良さそうだった鈴木芽吹選手が、なぜ全日本大学駅伝には出場しなかったのでしょううか。
その理由は、こちらの記事で判明しました↓↓↓
鈴木は出雲駅伝のアンカーを走った1週間ほど後に、練習時に右ふくらはぎに違和感を感じた。
そこからは練習を控え、治療などを行なった。
大事をとって全日本大学駅伝への出場は回避。
引用元:4years
なんと!
今回は右ふくらはぎの怪我が欠場の理由だったのですね!
でも「大事をとって全日本大学駅伝への出場は回避」とのこと。
それほど重症でないことを願います!!!
鈴木芽吹/箱根駅伝2023の結果!
2023年1月2日~3日に行われる箱根駅伝。
今回は、第99回目の大会となり、毎年恒例朝8時にスタートします!
鈴木芽吹選手は、今回の駅伝にエントリーされるでしょうか???
前回の箱根駅伝8区で左大腿骨(だいたいこつ)を骨折、区間18位と苦しい走りになった鈴木芽吹(3年、佐久長聖)。
「自分の至らなさでチームに迷惑をかけてしまっているので、その借りを返せるような走りをしたいです」と話す。
引用元:4years
このコメントからは、11月の全日本大学駅伝の時の「右ふくらはぎの怪我」はすでに完治しているようですね!
良かった!!!
昨年の悔しさを胸に、きっと素晴らしい走りを見せてくれるに違いありません!
楽しみに待ちたいと思います!
※新しい情報が入り次第、追記していきます!
鈴木芽吹のプロフィール
鈴木芽吹選手が通っていた熱海市立泉中学校には陸上部がなかったので、ソフトテニス部に入っていたそうです!
しかし、特別に足が速かったことには、学校の先生も気付いておられたのでしょう、ジュニアオリンピックに学校代表として出場!
3000mで静岡県1位、全国都道府県対抗駅伝では、途中4人抜きという大活躍!
その結果、陸上部経験者ではないにも関わらず、駅伝の強豪校である佐久長聖高校(長野県)に進学!
氏名 | 鈴木 芽吹(すずき めぶき) |
生年月日 | 2001年6月3日生まれ |
年齢 | 21歳(2022年10月現在) |
学年 | 大学3年生 |
出身地 | 静岡県熱海市 |
身長 | 174cm |
体重 | 58kg |
出身中学 | 熱海市立泉中学校 |
出身高校 | 私立 佐久長聖(さくちょうせい)高等学校 |
佐久長聖高校時代は、3年連続で全国高校駅伝に出場!
1年生の時に6区で区間賞を取り、佐久長聖高校2回目の総合優勝に貢献されました。
12/24
6区 鈴木芽吹 (佐久長聖) 14’20
自身のPBを上回る素晴らしい走り!総合優勝の立役者!!👏🎉#全国高校駅伝 pic.twitter.com/xzXTvzXrcv
— みう@陸上垢のつもり (@miu2_tsc) December 24, 2017
2年生では、5区で区間4位、3年生では、1区で区間7位。
3年生ではキャプテンもつとめました。
まとめ
今回は『鈴木芽吹(めぶき)は怪我(故障)の影響は無い?現在は完治で調子は上向き?』というタイトルで、駒澤大学陸上部の鈴木芽吹選手について、ご紹介しました。
2021年度は、夏に怪我(故障)してしまったことで、出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場できず、さらにようやく出場出来た箱根駅伝でも、怪我をぶり返してしまい失速。
本来の走りが全く出来ない、辛いシーズンとなってしまいました。
2022年度に入っても、あまり良くない状態との情報がありましたが、ここへきて、しっかり出雲駅伝メンバーに選ばれ、しかも最終区の6区を力走!!!
最後まで安定した走りを見せて、区間賞!
駒澤大学としても、大会新記録で優勝という素晴らしい結果で幕を閉じました!
もうケガについては完治したと思って良さそうですね!
と思った矢先、11月の全国大学駅伝は、再び怪我の為にメンバー入りならず。
残る2023年1月の箱根駅伝での活躍に期待したいですね!
駒澤大学としても、今シーズンは記録&記憶に残るシーズンになりそうな予感でいっぱいです!
鈴木芽吹選手と、駒澤大学の大きな躍進を期待しています!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



コメント