2022年12月16日に映画「Dr.コトー診療所」が公開されました。
最初の連続ドラマ時代からのファンの皆様は、長年心待ちにしておられたことと思います。
さて、この「Dr.コトー診療所」のお話の原作は、山田貴敏先生の漫画です。
ですが、2024年4月現在、この漫画「Dr.コトー診療所」は休載中で最終回(最終話)まで、物語は完結していません。
大人気作品ではありますが、ここまで長きにわたって休載が続くと「このまま打ち切りなのでは?」との憶測も出てきますよね。
ですが、もうすぐ「新しい展開」が始まるようですよ!
山田貴敏先生が描く「Dr.コトー診療所」の最新情報を調査!
2022年9月以降、山田貴敏先生の新情報は2024年4月現在、まだありません。
山田貴敏先生のご容態に対する情報もありませんが、新たな作品の発表を待ちたいと思います。
■原作漫画「Dr.コトー診療所」は休載中で最終回(最終話)は?
■原作漫画{Dr.コトー診療所」の今後の展開の最新情報!
原作漫画「Dr.コトー診療所」は休載中で最終回(最終話)は?
ドラマや、今回公開となる映画「Dr.コトー診療所」の原作漫画「Dr.コトー診療所」は、漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」2010年10月20日号を最後に、約12年間も休載中!
ですから、2024年4月現在、実は最終回(最終話)は、まだ発表されていません。
まずは、漫画「Dr.コトー診療所」の歴史を振り返ってみましょう。
ふらっと入った喫茶店、Dr.コトー診療所の漫画全巻置いてて優勝〜👏👏👏 pic.twitter.com/oUsiCGj6jj
— すわはら (@SU_StmZzn) August 7, 2021
漫画「Dr.コトー診療所」2000年に掲載開始!
漫画「Dr.コトー診療所」は、2000年に「週刊ヤングサンデー」(小学館)で連載が始まりました。
連載開始から約2年後の2002年頃から、少しずつ掲載ペースが遅くなりますが、シリアスな医療問題を扱ったストーリーが話題となり、作品の評価はとても高く、2004年には「第49回小学館漫画賞一般向け部門」を受賞されました!
【トークショー情報!】
「オールとしま・ウエルカム・東アジア」トークセッション12:30〜
山田貴敏×藤沢とおる
聞き手:山内康裕山田貴敏さんは代表作『Dr.コトー診療所』が2003年にはフジテレビ系列でテレビドラマ化され、2004年第49回小学館漫画賞一般向け部門受賞。
ドラマファンも必見!— 東アジア文化都市2019豊島 (@culturecityTSM) February 2, 2019
翌年2004年に「特別編」と「Dr.コトー診療所2004」、2006年10月12日からは第2期が放送されました。
しかし、残念なことに、2007年に、作者である山田貴敏先生が目の病気を発症!
連載が滞る状態が、たびたび続くようになっていきます。
「週刊ヤングサンデー」から「ビッグコミックオリジナル」へ
その後、再び連載がスタートするも、掲載のペースは降下。
それでも「週刊ヤングサンデー」で細々と続いていた「Dr.コトー診療所」でしたが、2008年には「週刊ヤングサンデー」が休刊!
その後は「ビックコミックオリジナル」(小学館)で掲載が続けられました。
「ビックコミックオリジナル」は、月に2回発売されている漫画雑誌だったのですが、やはりここでも、「Dr.コトー診療所」が掲載される回数は少しずつ減っています。
2009年6月28日のブログに、以下のような一文があります↓↓↓
依然として、目の状態は万全とはいえませんが、
次の次の号は、掲載されます。
引用元:ヤマダタカトシ日記
目の状態が悪い中、時々、連載がストップしつつも、何とか作品を発表しようとされている山田貴敏先生の気持ちがにじみ出ている一文ですね。
しかし、ついに2010年10月20日号を最後に、掲載がストップしてしまい、今(2022年9月現在)に至ります。
掲載は最終話に向けて再開される?
「ビッグコミックオリジナル」2010年10月20日号を最後に、連載がストップしている「Dr.コトー診療所」。
その後、山田貴敏先生は、何度かコメントを発表されています。
★2011年12月18日★
私山田貴敏は、ある病気を患っており、その治療を一年以上にわたって行ってまいりました。
このことは、編集者、家族しか知らないことで、
無論同業者にも伝えておりません。
休載の間、何度か連載再開を試みましたが、
連載を再開する以上、すぐにまた休載と言うことが許される世界ではありません。
何より読者の方々を裏切る結果となってしまいます。
熟慮を重ね、万全の状態で連載を再開することを念頭に治療に専念してきました。
(一部省略)
幸いなことに病気は快方に向かっており、近い将来再開できると自分自身信じております。
引用元:ヤマダタカトシ日記
★2017年10月1日★
「近いうちに再開する予定」※本人のFaceBookにてコメント発表
何度か再開を予感させる前向きなコメントを発表してくださった山田貴敏先生でしたが、患った目の病気以外にも、手の指の病気も発症されてしまい、2022年9月現在、結果的に約12年間も、休載の状態が続いてしまっています。
約12年にもおよぶ長期休載の期間、山田隆敏先生は、ご自分のご事情について、多くを語らずにいました。
しかし、2022年9月に入り、インタビューに答えて自身の病状についても説明されました↓↓↓
まず眼瞼の腱が切れて目が開けられなくなってしまって、7回くらい手術をしました。
もう激痛で、マンガで描かれるような血の涙が流れて、痛みに耐えることで疲労してしまって。
それと、ヘバーデン結節っていう症状が今もあります。
手の関節が曲がって激痛が走って、ペンどころか箸も握れないんです。
何回も手術を受けていて、今は2ヶ月に1回痛み止めの注射を打っています。
あとは股関節ね。
タクシーに乗っていたら事故に遭って、それで前歯が6本折れて脊椎も痛めて、3ヶ月半ぐらい入院しました。
身体障害者手帳も持ってるんです。
引用元:ジョブメドレー
なんと!
そんなに大変な状況だったのですね!
12年間もの長い期間、様々な病気やケガと闘い、そして、何よりも、その間、漫画家としての活動が出来ない日々を過ごされてきたかと思うと、その辛さは私たちの想像を超えるものなのではないでしょうか。
実際に、この12年間に抱いた心情を以下のように語っておられます。
何もしないっていうのは自分では許せなかった。
焦りとか焦燥感もありましたね。
あとは「山田は死んでる」だとか「飲み歩いてる」っていう噂が流れたりね。
そんな状態でガンガン飲み歩けるわけないし。
それで気分的にかなり落ちて、うつ病に近い感じでした。
引用元:ジョブメドレー
ですが、ここへきて、新たな動きが!
2022年9月26日に、山田貴敏先生の新しい情報が公開されました!
原作漫画「Dr.コトー診療所」の今後の展開の最新情報!
2022年9月26日に明らかになった、山田貴敏先生の最新情報をご紹介します!
こちらの情報によると、山田貴敏先生が新しく描き始めたのは、コトー先生こと五島健助先生が、志木那島(しきなじま)に来る前の物語!
目や手の指の病気などで10年以上もの間、漫画の休載を余儀なくされてきた山田さんですが、実はいま復活に向けて動き出しています。
私たちが見ている目の前で、描き始めたのは、やはりDr.コトーの姿でした。
新作は、実はこれまでの作品では描かれていない、島に来る直前の「空白の3年間」を描いたストーリーになるといいます。
引用元:NHK NEWS WEB
なんと!
「ビッグコミックオリジナル」2010年10月20日号以降ストップしている物語の続きが読めるわけではないのですね!
山田貴敏先生が活動を再開されることは、とっても嬉しいニュースですし、番外編的な、島に来る前の3年間のストーリーに興味がないわけではないです。
しかし、「Dr.コトー診療所」がついに最終話に向けて再開する!と思っていたので、その部分に関しては、ちょっと残念な気持ちもあります。
「コトーがなぜ離島医療に興味を持ち、島の医者になることになったのかというところまでを書こうと思います。
自分はいったい何ができるかと考えて、瀬戸上先生の言葉ではないですが、まずは安心させることだと、それが大事だと思えるような。
島の医者になる基礎ができた原点を漫画で書こうと思っています」
引用元:NHK NEWS WEB
上記コメントの中にある「瀬戸上先生」というのは、コトー先生のモデルになった実在するお医者様、瀬戸上健二郎先生のことです。瀬戸上健二郎先生は、下甑島(しもこしきしま/鹿児島県にある島です)で39年間、診療所長を務めてきた方で、まさにコトー先生のような医療活動をされてきました。
離島って自動車で行けるところが意外と少ないんです。坂も多いし、自力歩行が難しい人は外へ出ることすら難しくなってきてます。地形に合わせた医療や介護も必要ですよね。
坂道の上のようなとこで暮らしてる人には、島の中でも平坦な地域に引っ越して、それこそグループホームみたいなもんを作れば老老介護などもしやすいのかなって。
そういう部分も本編に入れていきたいなと思っていて、展開を考えています。
引用元:ジョブメドレー
先日Dr.コトー診療所の作者である山田貴敏先生にお会いしてきました!
山田先生とは復興支援を始めた頃から
SNSでお互いの活動の様子など情報交換をさせていただいていて…!数年越しにやっとお会いすることができました🥲✨ pic.twitter.com/xTAUHlpZIa— 山田彩乃 (@ayano874) June 22, 2022
ご紹介したように、山田貴敏先生の近況情報が届いたのは2022年9月26日。
その後、新しい情報解禁がないまま、すでに、1年半以上も経過してしまいました。
そろそろ、新たな情報が欲しいですよね。
今後もリサーチを続けていこうと思います!
まとめ
今回は、2022年12月16日に公開された映画「Dr.コトー診療所」の原作漫画の休載に関する事情について、そして、今後の展開の最新情報についてご紹介しました。
約12年にもわたり、目の病気や手の指の病気に悩まされ、休載を余儀なくされてきた山田貴敏先生は、本当に辛い日々を送ってこられたと思います。
しかし、2022年9月の新情報の発表で、原作漫画としても新しい動きが始まるようで、ファンとしてはワクワクが止まりません!!!
と、思ってから、2024年4月現在、すでに1年半以上の月日が流れてしまいました。
今後も、山田貴敏先生が描く新しい物語が発表されるのを楽しみに待ちましょう!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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