青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)のマネージャーを務める保手濱涼介(ほてはま りょうすけ)さんは、元陸上競技部のランナーでした。
保手濱涼介さんが、大学3年生の夏に現役ランナーを引退されマネージャーになった理由は何だったのでしょうか?
引退後、マネージャーとして大活躍されている保手濱涼介さんに注目してみました!
■保手濱涼介の引退理由は?
■保手濱涼介はマネージャーとして活躍中
■保手濱涼介のプロフィール
保手濱涼介の引退理由は?
保手濱涼介さんが現役ランナーを引退されたのは、2021年、青山学院大学3年生の7月。
その後、8月からマネージャーに転身され、2022年現在は最終学年の4年生です。
引退した理由は、青山学院大学陸上競技部の原晋監督から声を掛けられたのがきっかけでした。
「今の成績を考えると、今後のレースへの出場は正直厳しい。
マネージャーにならないか?
お前だったら裏方に回って、チームを支えることができる」
引用元:noteFES22
保手濱涼介さんの学年は、2019年4月に大学に入学されていて、同じ学年のメンバーは13名。
そのメンバーの中で、試合に出られるのは数人でしょうか。
保手濱涼介さんも、他のメンバーも、日本全国の高校で素晴らしい戦績を残したからこそ、駅伝強豪大学である青山学院大学に入学することになったわけです。
『青山学院大学で、陸上をやりたい!』
その強い想いをもって、入学されているはず。
ですから、原監督から、この言葉を聞いた時には、相当ショックだったのでは?
当時、タイムは伸びていて、まだ成長できる自信がありました。
選手を辞める決断は、すぐにはできなかったです。
監督には「選手として続けさせてください」と伝えました。
そして、7月の絆記録会で、選手としてアピールする最後のチャンスをいただきました。
しかし、残念ながら結果を出すことができず、3年生の8月からマネージャーへ転向しました。
引用元:noteFES22
レース中に知った事実…
保手濱くんラストレースお疲れ様でした!最後まで全力の走りカッコ良かったです✨
ゴール後に振り向いて一礼している姿にグッときてしまった😭#青学駅伝 #絆記録挑戦会 #保手濱涼介 選手 pic.twitter.com/XDQ1Q9GVH9— えりえり (@17haseEri) July 4, 2021
青山学院大学といえば、特に駅伝での華々しい成績はもちろん、原監督プロデュース?による多くのテレビ出演の効果もあり、大学陸上界では最も人気のある大学と言っても過言ではないでしょう。
陸上部の日本国内の知名度、ファンの数は、ダントツ1位の大学です。
そんな青山学院大学の陸上部に入部したのですから、途中でマネージャーに転向することは、簡単な決断ではなかったと思います。
しかし、原監督にマネージャーへの転向を打診され、さらには自分の実力を客観的に考えた結果、保手濱涼介さんの心に変化が・・・
どんな形であれ、チームに貢献できる選択をしよう!
そう考えるようになり、マネージャーを引き受ける決心がついたそうです。
引退レースでした🏃♂️
15分台で入学した自分をここまで選手として続けさせてくださった監督には感謝しかありません。
まだ走りたいけど、それ以上に僕たちの代で駅伝を三冠したい気持ちの方が強かったので悔いはありません
最後にちょっとだけ先頭走って爪痕残せてよかったです笑 pic.twitter.com/Ux09JroeMW
— 保手濱涼介 (@Hote_r0605) July 4, 2021
保手濱涼介はマネージャーとして活躍中
保手濱涼介さんは、途中でマネージャーに転向したとは言え、青山学院大学入学後、2年間は選手として活動されていました。
2年間、選手として一緒に切磋琢磨してきた仲間。
だからこそ、マネージャーとなった今も、他の部員からの信頼も厚く、精力的に活躍されています。
選手の気持ちがわかるからこそ、簡単な言葉で片付けたくありません。
個人的には、「言葉をかける」より「寄り添う」意識で選手と接するようにしています。
引用元:noteFES22
最高学年になった今、チームの中心にいる選手たちは、保手濱涼介さんの同級生ということになります。
現役だった1~2年生の頃はもちろん、マネージャーになってからも、彼らとずっと共に過ごしてきています。
彼らの努力が結果で報われた時は自分のことのように嬉しいです。
結果が思わしくない時はとても悔しいので、できる限りサポートしていきたいと思っています。
引用元:noteFES22
保手濱涼介さんの、同級生たちに対する気持ちがあふれたコメントですね。
実際に、保手濱涼介さんと選手の皆さんとの絆を感じさせるTwitter投稿を見つけました!
ユーモアセンスと愛がこもった保手濱涼介さんの言葉に、選手の皆さんがパワーチャージしていることが伺えます!↓↓↓
山下が全カレ3位獲れたのは去年早稲田記録会でさんしょー絆の物語の茶番をした俺のお陰🤥 pic.twitter.com/cFnXIMAufq
— 保手濱涼介 (@Hote_r0605) September 9, 2022
近藤が2連覇できたのは故障期間中にに励ますでもなく、キツい練習をサポートするでもなく、今日暑いから棄権しよって愚痴ってた俺のおかげ🤥 pic.twitter.com/BeROfw442A
— 保手濱涼介 (@Hote_r0605) September 11, 2022
そんな保手濱涼介さんの働きが報われることも!!!↓↓↓
レース走ってないのに表彰だけは一着もらいました!
選手のみんなありがとう😘#MARCH対抗戦2021
— 保手濱涼介 (@Hote_r0605) November 24, 2021
めちゃくちゃ感動するエピソードですよね!!!
保手濱涼介さん、愛されてる!
★追記★
2022年10月10日の出雲駅伝後の、保手濱涼介さんのTwitterから↓↓↓
目片が1区で好走できたのは輸送中下ネタで集中力を削ぎ、襷渡しの時に弁当食べてた俺のおかげ😶🌫️だけど、、、
チームとして4位になった悔しさは全日本と箱根でぶつけます!走らない立場でできることを全力で💪青学の応援ありがとうございました📣 pic.twitter.com/KCn9dTkGaF
— 保手濱涼介 (@Hote_r0605) October 10, 2022
「走らない立場でできることを全力で!」
今回の出雲駅伝では青山学院大学は4位という結果でしたが、まだまだ駅伝シーズンは続きます!
保手濱涼介さんのチャレンジも、まだまだ続きます!!!
青山学院大学陸上競技部長距離ブロックには、保手濱涼介さんを含めて、17名のマネージャーがいて、男子マネージャーはそのうちの3名のみ。
4年生の男子マネージャーは、保手濱涼介さん一人です。
保手浜涼介さんは、主務という立場で、同じ4年生の女子マネージャー5名と一緒に、マネージャー全体をまとめる役回りも担っています。
主務ともなると、主将・副主将と同じようにチームの「幹部の一人」というような意味合いもあります。
監督やコーチと選手間の橋渡し的な立場で、チーム全体を見るといったこともありますし、主務の一言が、チームの雰囲気を変えたり、士気にも影響することも。
寮生活の中で起こるトラブルなどに対応することもありますし、選手たちの生活指導的な役回りなど、業務は多岐にわたっていて、言葉通り縁の下の力持ち!
当然、向き・不向きがありますが、原監督は、保手濱涼介さんの性格などから見てもマネージャーに適任だと思ったからこそ、声を掛けられたのだと思います。
ご自分でも、
と話している保手濱涼介さん。
とはいえ、「走ること」が大好きだった保手濱涼介さんが、その熱い想いを胸の奥底にしまい込んで、部員みんなのために献身的にマネージャー業に励んでいる姿は、同級生や下級生の皆さんにも刺激を与えていることでしょう。
保手濱涼介さんの想いは、きっとみんなに届いています!
今日の一言は保手濱涼介です。
最近下級生からもこのチームで走る以上勝たないといけないという声が聞こえ、先輩達の積み上げてきた伝統を自覚してきていると感じています。
しかしまだまだ歴史を作っていかないといけないチームです!自分達が新たなチームの色を作っていきましょう!#青学駅伝 pic.twitter.com/G6kajwrxRw— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) June 7, 2022
保手濱涼介のプロフィール
氏名 | 保手濱 涼介(ほてはま りょうすけ) |
生年月日 | 2000年 |
年齢 | 22歳(2022年現在) |
出身地 | 広島県 |
出身高校 | 広島県立 呉三津田(くれみつた)高等学校 |
所属学部 | 青山学院大学 理工学部・機械創造工学科 |
こちらは、大学の入学式前の、「ピカピカの1年生」時代の写真です!
広島県から東京に出てきたばかりの保手濱涼介さん他、同級生の皆さんたち。
初々しい雰囲気で、可愛らしいですね↓↓↓
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青山学院大学 三大駅伝報告会全員じゃないけど、新入生撮れてよかった!
私と同い年の代…これから応援し続けます!!
この代で4連覇目指してfight🎌#青山学院大学#脇田幸太朗#畦地貴斗#中倉啓敦#保手濱涼介#近藤幸太郎#中村唯翔 pic.twitter.com/j7rG5ABx9Z— し お り (@ekiden_fan_agu) March 17, 2019
まとめ
今回は、青山学院大学陸上競技部長距離ブロックのマネージャーを務める保手濱涼介さんについて、ご紹介しました。
「青山学院大学で陸上をやる!!!」と心に決めて、広島から東京に出てきた保手濱涼介さん。
原晋監督にマネージャーへの転向を勧められた時の心の葛藤は痛いほどわかりますよね。
でも、自分が出来ることは何か、チームの為に出来ることは何か、と考えてマネージャーになることを決意。
保手濱涼介さんは、2023年3月に、無事に青山学院大学を卒業されるまで、マネージャーとして活躍をされました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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