2023年9月8日から10月28日まで開催されていたラグビーワールドカップフランス大会。
約2か月に渡り、熱戦が繰り広げられました!
さて、今回のワールドカップで活躍された超有名外国人選手の皆さんのうち、“結構な人数”の方々が2023年12月9日に開幕する日本のラグビーユニオンリーグ『リーグワン』に参戦するために来日されることをご存じですか?
日本のラグビーは、世界でも一定の評価はされていますし、この10年ほどで着実にレベルが上がってきています!!!
しかし、今回のワールドカップでは残念ながら1次リーグ敗退。
決勝リーグに進むことが出来ませんでした。
世界との差を感じずにはいられない結果だったと言えるでしょう。
それなのに、ラグビー界のスーパースターと言えるような一流のラガーマンたちが、日本のチームに加入し「リーグワン」でプレーするために日本に来てくれるんです!!!
ラグビーファンとしては、とっても嬉しいことなのですが、その反面「なぜ日本に来るの???」という疑問も。
というわけで、今回の記事では『リーグワンに加入する超有名外国人選手が多いのはなぜ?理由を調査!』と言う内容でお届けします!
■リーグワンに加入する超有名外国人選手が多いのはなぜ?
■リーグワン2023-2024に参加する超有名外国人選手は誰?
リーグワンに加入する超有名外国人選手が多いのはなぜ?
2023年12月9日に開幕する『リーグワン』
その「リーグワン」に、各国のワールドカップ代表で活躍した超有名外国人選手が多く参加されます!
日本のラグビーファンからしたら、超有名外国人選手を直接観る機会が増えるわけですから、こんなに嬉しいことはありませんよね!!
ではなぜ、超有名外国人選手がリーグワンに多いのか・・・その理由について調査してみました!
シーズンが被らない!
超有名外国人選手がリーグワンに多い理由。
その最大の理由とも言えるのは「シーズンが被らないから」だと言われています。
日本の「リーグワン」は、毎年12月頃に開幕し、春に閉幕します。
それに対し、ラグビー王国とも呼ばれるニュージーランドをはじめとする南半球の国々は、皆さんご存じの通り季節が逆ですよね。
ラグビーシーズンについても、春先~秋頃まで。
つまり、日本と南半球のラグビーシーズンが被らない!
ですから、自国のチームに所属したままでも、日本の「リーグワン」に出場できるのです。
このように、2つのリーグに参加することを「二毛作」や「二期作」などと呼ぶことも。
シーズンが被らないため「海外のチームに在籍したまま、日本でもプレーできる」とご紹介したばかりですが、少々疑問点もあります。
というのも、数年前までとは違い、最近は日本と南半球のラグビーシーズンが一部重なるような日程が見受けられることです。
今シーズンのリーグワンは、2023年12月に開幕し、決勝戦は2024年5月。
リーグ最終戦まで、外国籍の選手たちが残るのか注目していたいと思います!
2つのリーグを掛けもちするということは、結果的にオフの時期が少なく、1年中プレーしていることになるので、とてもハードな気がしますね。
ですが、この後で紹介するように、海外選手が日本でプレーをしたいと思う理由がいくつもあるのです!
順にご紹介していきます
とにかく環境がよい!
日本のクラブチームは、さまざまな面において、とにかく環境がよいというのです。
2020年までの3年間、「東京サントリーサンゴリアス」に所属していたマッド・ギタウ選手は、
そう絶賛していたそうです。
サントリーは東京都府中市に天然芝グラウンドにジム、ロッカー、ワーキングルームまでついたクラブハウスを持つ。
世界的な選手が日本を選ぶ理由には、優れたトレーニング環境が挙げられるのだ。
マッド・ギタウ選手は、オーストラリア代表でプレーし、フランスでもプレー経験もあった選手です。
その経験豊富な一流選手が、トレーニング環境がいいと絶賛しているのです。
また、「浦安D-Rocks」も設備環境がよく、天然芝グラウンド2面、プールや巨大ジムがクラブハウスに完備されています。
確かにHPをみると、きれいで、立派な施設だということがよくわかります。
身体の負担が少ない!
日本のラグビーリーグは、南半球のスーパーリーグや、ヨーロッパのリーグに比べると、試合数も少なく、移動も少ない(移動距離が短い)ので、身体への負担が少ないというメリットがあります!
また、フィジカル的にも身体にかかる負担が少ないのが、日本のラグビー。
怪我をするリスクが少ないことも、魅力のようです。
日本のラグビーはフィジカルよりもフィットネスやスピードを重視する傾向にあるので、外国人選手にとっては肉体的負担が少ないのも人気の要因だ。
家族と一緒に日本を満喫
リーグワンのスケジュールは、他国のリーグと比べるとスケジュールに余裕があり、試合数も少な目。
プライベートの時間も取りやすいことから、ご家族と日本で生活する選手も多いそうです。
リーグワンの試合では、観客席に海外選手の奥様やお子さんたちが応援に来ていて、試合後にパパが客席まで行ってご家族とのハグを披露するなど、ほっこりする場面も見ることができますよ。
また、個人のSNSで日本の生活を楽しんでいる様子を投稿される選手も多いです。
約半年間の日本滞在を、ご家族と共に満喫されている様子です。
Wrapped around her little finger 😘🌸 #sakura #tokyo pic.twitter.com/2xYa4kppVF
— Beauden Barrett (@beaudenbarrett) March 31, 2021
“In a society that has you counting money, pounds, calories, and steps, be a rebel and count your blessings instead.”
-Lisa Heckman#Grateful pic.twitter.com/PBTr4RKUiQ
— Beauden Barrett (@beaudenbarrett) May 5, 2021
治安がよい!
シンプルなことですが、日本はとにかく治安がよく、安心できる生活環境だということ。
日本で当たり前に生活している私たちから見れば、あまり実感がないと思いますが、犯罪率が高い国からきた人々にとって、日本の生活はかなり安全だということが考えられます。
2023年のラグビーワールドカップの優勝国である南アフリカは、殺人発生率が2位という統計結果が出ているほどです。
かつて日本でプレーした元南アフリカ代表選手は、「財布を置きっぱなしにしても盗られないし、車を運転している時に襲われることもない」
と驚いていた。
確かに・・日本ではお財布を落としたとしても、自分の元に戻る確率も高いですし、襲われる心配をして生活しないですよね・・。
お給料も悪くない!
日本のチームでプレーする際に支払われる報酬。
これは、特別に高額というわけではなさそうです。
しかし、決して悪くはない!
過去に一番よい給料をもらっていたのが、「コベルコ神戸スティーラーズ」にかつて所属していたダン・カーター選手で、2億円。
ダン・カーター選手からファンの皆様へメッセージ📽
“灯した火は燃え続ける🔥”
“the fire he lit burns for eternity🔥”#神戸製鋼コベルコスティーラーズ #kobelcosteelers #topleague#aigrugby #ラグビー #rugby#神戸 #kobe#ダンカーター #DanCarter #ありがとう #ARIGATO pic.twitter.com/fEIlncST7h— コベルコ神戸スティーラーズ🏉 (@kobe_steelers) June 17, 2020
平均すると、世界的なプレーヤーといっても、日本での年俸は平均で1億円前後なのだそうです。
さらに、チーム側が設備の整った上質の環境の家/マンションを準備していることも。
年俸1億円と聞くと、世界的に有名な選手ならそこまでよくない・・・という印象ですよね。
他のスポーツの例と比較してみましょう↓
スペインのFCバルセロナから移籍した、アンドレス・イニエスタ選手が2018年、Jリーグのヴィッセル神戸に所属したときの年俸は30億円。
2023年、ロサンゼルスドジャースを自由契約になった、横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手が交わした契約は年俸4億円+出来高。
ということで、他のスポーツ選手と比べてしまうと、ラグビー選手のお給料は少ない気がします。
しかし、これは日本だけの話ではないのです。
世界的に見ても、ラグビー選手というのは、あまり高額を稼げていないという状況なのです。
こんな話もあります↓
南半球のスーパーラグビー、フランスのトップ14などと並ぶ世界最高峰のプロリーグ、イングランド・プレミアシップはコロナ禍で複数のクラブが財政破綻したため、世界的な選手がフランスと日本に流れています。
またトップ14のトッププレーヤーは年俸1億円程度と言われており、待遇面で日本とそれほど大きな差はありません。
「スーパーラグビー」や「トップ14」とそこまで大きな差がないのなら、生活がしやすく、治安もよく、環境も良い日本を選ぶのも分かります。
それに加えて、2023年11月現在は、円安ということもあり、日本の「リーグワン」でプレーする有名外国人選手が多いのも納得できます。
リーグワン2023-2024に参加する超有名外国人選手は誰?
ワールドカップ2023の各国の代表で活躍した超有名外国人選手が、「リーグワン2023-2024」もたくさん参加します!!
2023年10月28日、ワールドカップフランス大会の決勝のカードは、南アフリカ対ニュージーランド。
その南アフリカとニュージーランドの計46選手中、7選手がリーグワンのチームに所属しています!
さらに、2023~2024シーズンから9選手が加わり、合計16選手になります。
勿論、その他の代表選手もたくさんいます。
それは一体誰なのでしょうか!?
#RWC2023 後にはリーグワン、コベルコ神戸スティーラーズ🐉🔥にやってくる #アーディー・サベア 選手が @Mastercard #POTM に選出!🇳🇿#ラグビーワールドカップ2023#RWC2023 | #NZLvITA pic.twitter.com/yNqL846o1m
— ラグビーワールドカップ™ (@rugbyworldcupjp) September 29, 2023
#オールブラックス で90キャップを保有するベテラン #デイン・コールズ 選手が日本の #クボタスピアーズ船橋・東京ベイ へやってきます😍🛫#ラグビーワールドカップ2023#RWC2023 | #NZLvRSA#RWCFinal pic.twitter.com/UQc2kHhrCG
— ラグビーワールドカップ™ (@rugbyworldcupjp) November 1, 2023
🏉#リーグワン 開幕戦🏟️
【⚔️#埼玉WK❌#横浜E🦅】
日本&海外W杯代表集結🔥横浜 #ファフ・デクラーク 試合後インタビュー🎤@Canon_Eagles
✅Huluでは見逃し配信を実施‼️#ラグビー#日テレラグビー@LeagueOne_JP pic.twitter.com/1BPj2Vt3rd
— 日テレラグビー (@ntv_rugby) December 10, 2023
神戸が計12トライの猛攻で白星発進! 新戦力サベア、レタリックは2トライ/リーグワン – サンスポ https://t.co/7KM8WRKsz6
— サンスポ ラグビー情報2023 (@sanspo_rugby) December 9, 2023
【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】 | |
FW ☆ディン・コールズ |
ニュージーランド代表 |
FW マルコム・マークス |
南アフリカ代表 (大会途中離脱) |
BK ☆リアム・ウィリアムズ |
ウェールズ代表 |
【コベルコ神戸スティーラーズ】 | |
FW ☆ブロディ・レタリック |
ニュージーランド代表 |
FW ☆アーディ・サベア |
ニュージーランド代表 |
【埼玉パナソニックワイルドナイツ】 | |
BK マリカ・コロインベテ |
トンガ代表 |
BK ダミアン・デアレンデ |
南アフリカ代表 |
【静岡ブルーレヴズ】 | |
FW クワッガ・スミス |
南アフリカ代表 |
BK ☆チャールズ・ピウタウ |
トンガ代表 |
【東京サントリーサンゴリアス】 | |
FW ☆サム・ケイン |
ニュージーランド代表 |
BK ☆チェスリン・コルビ |
南アフリカ代表 |
BK ☆ガレス・アンスコム |
ウェールズ代表 |
【東芝ブレイブルーパス東京】 | |
FW ☆シャノン・フリゼル |
ニュージーランド代表 |
BK ☆リッチー・モウンガ |
ニュージーランド代表 |
【トヨタヴェルブリッツ】 | |
BK ☆アーロン・スミス |
ニュージーランド代表 |
BK ☆ボーデン・バレット |
ニュージーランド代表 |
FW ピーターステフ・デュトイ |
南アフリカ代表 |
【三重ホンダヒート】 | |
FW フランコ・モスタート |
南アフリカ代表 |
FW パブロ・マテーラ |
アルゼンチン代表 (大会途中離脱) |
【横浜キャノンイーグルス】 | |
BK ☆マシュー・フィリップ |
オーストラリア代表 |
BK ファフ・デクラーク |
南アフリカ代表 |
BK ジェシー・クリエル |
南アフリカ代表 |
【浦安D-Rocks】 | |
BK ☆サム・ケレビ |
オーストラリア代表 |
【トヨタ自動車機シャトルズ愛知】 | |
FW ☆タレニ・セウ |
サモア代表 |
【清水建設江東ブルーシャークス】 | |
BK ☆リマ・ソポアンガ |
サモア代表 |
【日野レッドドルフィンズ】 | |
BK オーガスティン・プル |
トンガ代表 |
改めて調べてみると、こんなにも、たくさんのリーグワンに所属する各国代表選手がいるのかと驚かされました。
ラグビーワールドカップ2023で、2連覇を果たした南アフリカ代表が7名。
準優勝のニュージーランド代表が8名。
※新加入は南アフリカ1名・ニュージーランド8名
🇳🇿🇿🇦から #リーグワン にくるメンバーを更新🔻
🇳🇿のベテランフッカー、デイン・コールズがスピアーズに🦄
🇳🇿のキャプテン、サム・ケインがサンゴリアスに🦍こんなにすごい選手たちがやってくるんだから、きっと世界でも注目を集めてるラガよね、リーグワン🐶 pic.twitter.com/zWH65rR5RN
— ラガマルくん (@ragamarukun) November 3, 2023
決勝戦に出場した南アフリカ代表、ニュージーランド代表から多くの選手がリーグワンに参加するとは!!
また、ファンのみなさんも、たくさんのスーパースターたちが日本にいることに、興奮を隠せない様子です。
CanonとRICOHのプレシーズンマッチ観てきた🏉ファフとジェシーも試合には出てないけど、グラウンドには出てきてくれた🥹🫶サントリーにはコルビとサムケイン、東芝にはリッチーモウンガと
フリゼル、TOYOTAにはアーロンとボーデン…etc.ラグビー界のスーパースター達が日本に居すぎる🥹もはやW杯🥹 pic.twitter.com/4YzFIvuJkf— どこぞかの鳥 (@jiro_2525) November 25, 2023
ワールドカップでラグビーに興味を持った方も、こんなにたくさんの有名外国人選手のプレーが観られるのなら、現地に直接足を運んで、観戦してみたい!
そう思っている方もたくさんいるのではないでしょうか!?
ますますリーグワンの開幕が楽しみですね。
リーグワン2023-2024日程表
リーグワンは2023年12月9日(土)に開幕します!
本日24日、NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 開幕前メディアカンファレンスが開催されました🔥
全23チームの選手たちが、今シーズンに向けての抱負と、身にまとうジャージーを披露してくれました💪
開幕はもうすぐ!12月9日(土)!!
ぜひスタジアムでリーグワンを体感してください✨… pic.twitter.com/L5FbMrsFtl— JAPAN RUGBY LEAGUE ONE|リーグワン🏉 (@LeagueOne_JP) November 24, 2023
そこで、リーグワン2023-2024の日程表をご紹介します。
「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(ジャパンラグビー リーグワン)は、2003年から行われていた「トップリーグ」に代わり、2022年1月に開幕した日本最高峰リーグです。
23チームが参加し、DIVISION1・DIVISION2・DIVISION3の3つのディビジョンに分かれて開催されています。
【NTTジャパンラグビーリーグワン2023-2024大会日程】
ディビジョン1 | 2023年12月9日~ 2024年5月6日 |
12チームを6チームずつのカンファレンスに分ける↓ *2カンファレンス6チーム 総当たり2回戦(60試合) *カンファレンス交流戦総当たり戦 (36試合) |
2024年5月18日~ 5月26日 |
上位4チームによる プレーオフトーナメント(4試合) |
ディビジョン2 | 2023年12月9日~ 2024年3月31日 |
6チームによる総当たり2回戦 (30試合) |
2024年4月20日~ 5月5日 |
上位・下位3チームずつによる 順位決定戦(6試合) |
ディビジョン3 | 2023年12月9日~ 2024年5月5日 |
5チームによる3回戦制の総当たりリーグ戦(30試合) |
そして、きっと皆さんが気になるのは、各国代表の、超有名外国人選手が対戦する試合なのではないでしょうか。↓↓
ラグビーワールドカップで活躍した選手たちが、リーグワンで激突🔥
日本代表選手はもちろん、南アフリカ、ニュージーランド、アルゼンチンなど強豪国の代表選手がリーグワンに集結🌏
代表選手同士が対戦する注目カードはこちら💁♀️https://t.co/gciofvvJmM
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24… pic.twitter.com/Ju6tp57vep
— JAPAN RUGBY LEAGUE ONE|リーグワン🏉 (@LeagueOne_JP) October 18, 2023
海外代表同士が対戦するカードも気になりますし、日本代表選手も含めた代表同士が対戦するカードも観てみたいですよね!!
代表選手同士が対戦するカードの日程を調べて、観に行ってみるのも一つの楽しみ方かもしれません。
ぜひ、さまざまな楽しみ方で、2023年12月9日(土)開幕の「リーグワン」を観戦しましょう。
まとめ
今回は、リーグワンに加入する超有名外国人選手が多いのはなぜなのか!?
理由を調査してみました。
なぜ、超有名外国人選手がリーグワンに加入するのか・・
以上のようなことが、その理由となっているようです。
そして、リーグワン2023-2024に参加する超有名外国人選手についても調査!
ラグビーワールドカップ2023で2連覇を果たした南アフリカ代表が7名、準優勝のニュージーランド代表が8名、参加することが判明し、ファンの方々も興奮を隠せない様子です。
「リーグワン2023-2024」は、2023年12月9日(土)に開幕します!!
超有名外国人選手のプレーを観に、ぜひ、直接足を運んでみたらいかがでしょうか!?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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