浄土宗のお坊さんという顔を持ちながら、世界的に活躍しているメイクアップアーティストでもある西村宏堂(こうどう)さんは、英語とスペイン語を話されることをご存じですか?
そこで、西村宏堂さんが英語とスペイン語が得意な理由を調査!
最初に英語に興味を持ったのは、中学1年生の夏に行ったハワイ旅行がきっかけだった?
■西村宏堂が英語が得意な理由は?
■西村宏堂がスペイン語が得意な理由は?
■西村宏堂が英語に興味を持ったのはハワイ旅行がきっかけ?
西村宏堂が英語が得意な理由は?
西村宏堂さんが英語が得意な理由は、ずばりアメリカに留学されていたことがあるから!
西村宏堂さんは、高校を卒業された後、アメリカに渡り、アメリカの大学を卒業されています。
しかし、留学するずっと前の中学時代から英語は得意だったとのこと。
中学時代から英語が得意だった理由は?
英語の先生と英語で交換日記!
西村宏堂さんが中学2年生の時の英語の先生は、ハワイ育ちの日本人女性でした。
その英語の先生との相性がとっても良かったようです。
子どもの頃って、好きな先生がいたら、その先生が担当されている教科も好きになって、それが得意教科になることってありますよね!!!
まさに、そんな感じで英語が得意になっていったようです。
ある時、その先生が英語で交換日記をしましょう!と提案したそう。
クラスのみんなは、2週間くらいで辞める子が多かったそうですが、最後の一人になっても毎日先生との交換日記を続けた宏堂少年。
そうしているうちに、グングンと英語の力がついて得意教科に!!!
中学3年生になって、英語の先生が他の方に替わってしまったのですが、新しい先生にもお願いして英語交換日記を続けたこともあり、さらにレベルアップ!!!
中学3年生で英検準2級に合格したといいますから、たいしたもんです!
そんな風に、中学時代に英語の基礎をしっかりと頭に入れていたからこそ、高校卒業後にアメリカに行ってから、スムーズに留学生活を送れたのではないでしょうか。
一度得意になった教科は、好きだからこそさらに勉強をするので、ますます得意になっていきますよね!
高校時代はネット生活で実践!
中学までの宏堂少年は、学校で習う英語が中心だったようですが、高校に入ると英語を「実践」する機会がどんどん増えていったようです。
それは、インターネットを使って世界中の人たちとチャットをするようになったから!
実は、西村宏堂さんは、ご自身がLGBTQ(性的マイノリティ)であることを公表されています。
しかし、24歳になるまで、そのことをご両親はもちろん友人にも話すことなく、常に悩みを抱えて生きて来られました。
ですから、ポルトガル、ロシア、香港、ウルグアイ・・・世界中に住む同じようなセクシュアリティに悩みをもった人たちと、通称「ゲイチャット」と呼ばれるものでつながることができたことは、当時の西村宏堂さんの心の拠りどころでした。
このチャット内で、LGBTQならではの悩みを相談し、お互いに励まし合ったり語り合ったりしていたそうです。
そのチャットで使っていた共通言語は英語!
私を救ってくれたのが、中学時代に身につけた英語でした。
高校生の私は、ネットの世界に居場所を見つけたの。
引用元:「正々堂々~私が好きな私で生きていいんだ」西村宏堂著より
こうして、英語を使って世界中にお友達を作っていった西村宏堂さん。
英語の実力が、どんどんアップするのは自然のことだったのでしょう。
高校時代の辛かった日々などについては、こちらの記事で詳細をご紹介しています↓↓↓
英会話スクールで英語漬け
さらに、西村宏堂さんは高校時代に英会話スクールに通っていたそうです。
というのも、先ほど少し触れたように、高校時代には友達に恵まれず孤立していた西村宏堂さん。
部活にも入らず、放課後に遊ぶ友達もいなかったこともあり、毎日のように英会話スクールへ通って英語力アップに磨きをかけました!!!
学校がどんなに嫌でも、こうやって外に居場所を見つけて、決して腐らず、時間を有効に使う!!!
こういうところで、ちょっとずつ他の人とは違う「差」が生まれていくんですね。
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西村宏堂がスペイン語が得意な理由は?
西村宏堂さんがスペイン語を話すということは、西村宏堂さんの著書の中や、雑誌のインタビューなどで書いてあります。
しかし、いつからスペイン語の勉強をされていたのか、スペイン語が得意な理由は?というと、明確に答えとなる情報を見つけることが出来ませんでした。
日本では、普段の生活ではスペイン語に触れることは少ないので、スペイン語を習い始めたのはアメリカに行ってからかもしれませんね。
というわけで、西村宏堂さんがスペイン語を話すようになった理由につながると思われる情報を、ご紹介しましょう!
人生最初の一人旅はスペイン
西村宏堂さんの著書の中に、人生最初の一人旅の行先はスペインだったと書いてあります。
この旅行にいつ行ったのかは書いてありませんでしたが、高校卒業後だということは間違いないでしょう。
この時、行先にスペインを選んだ理由として挙げていたのは、以下の2点!
大親友のチェチ&カミとの出会い
アンヘラ・ポンセとの出会い
西村宏堂さんが、スペイン語を学ぶことへのモチベーションになったことのひとつとして、2018年に行われたミス・ユニバースのスペイン代表だったアンヘラ・ポンセさんとの出会いがあると思います。
アンヘラ・ポンセさんは、長いミス・ユニバースの歴史の中で初めてのトランスジェンダーの女性でした。
当時、アンヘラ・ポンセさんがこの大会に出場されたことは、世界中でニュースとなりました。
賞賛される一方で、残念ながら、批判の声もたくさんありました。
この大会に、西村宏堂さんはメイクアップアーティストとして参加されていて、アンヘラ・ポンセさんと話をする機会があったそうです。
「私は前から、ミス・ユニバースに憧れていたの。
だから、あなたが女性としてこの場にいることは、私の夢が叶ったようですっごく嬉しい」
と、つたないスペイン語で伝えました。
引用元:「正々堂々~私が好きな私で生きていいんだ」西村宏堂著より
そんな西村宏堂さんに、アンヘラ・ポンセさんは以下のような返事をくれました↓↓↓
「私は、生まれる前から女性なの。
~中略~
いろいろなバックグラウンドを持つ多様な女性がいて、私はトランスジェンダーの女性というだけのこと。
だから、私は女性なんです。」
引用元:「正々堂々~私が好きな私で生きていいんだ」西村宏堂著より
このように、スペイン語圏の方との交流を重ねることで、さらにスペイン語を学ぼうという意欲が生まれていったのだと思います。
ただ学ぶだけではなくて、その言語を使う場所・使う機会があるということは、とても大事ですよね!
世界で使用されている言語のうち、使用者が多いのは英語がトップ!
2位は中国語で、3位がスペイン語です。
ですから、英語とスペイン語をマスターすれば、かなり多くの人たちとコミュニケーションできることが分かりますよね。
西村宏堂さんは、そういう意味でも語学力が大事だという意識を持って、常日頃から勉強をされているのではないかと思いました。
西村宏堂が英語に興味を持ったのはハワイ旅行がきっかけ?
そんな西村宏堂さんですが、実は小学校の頃からお勉強はあまり好きではなかったようです。
中学生になると、特に数学や英語に対してアレルギー反応が出ていたみたいです。
しかし、そんな気持ちが一変したのは中学1年生の夏に行ったハワイ旅行!
西村宏堂さんのお母さんは、ピアノ奏者でピアノの先生でもあるのですが、お母さんのピアノの教え子さんである「みずえちゃん」という方が、当時ハワイに留学されていました。
みずえちゃんが、当時高校生だったのか大学生だったのかは分かりません。
中学1年生の宏堂さんにとっては、少し年上の仲良しのお姉さんだったのでしょう。
昔から知っているお姉さんが、ハワイで楽しそうに生活し、英語を話しているのを目の当たりにすれば、憧れるのは当然かもしれませんね。
このハワイ旅行を機に、「私もハワイ留学したい」と思ったそうです。
だからこそ、先ほどご紹介した中学2年生の時の英語の先生のことが好きになったのでしょうね。
周りのクラスメイトが辞めても、最後まで英語での交換日記を続けたというエピソードは、先ほどご紹介した通り。
行先はハワイではありませんでしたが、アメリカへの留学は叶った西村宏堂さん。
アメリカの雑誌「TIME」では、「次世代リーダー」に選出されましたし、著書「正々堂々~私が好きな私で生きていいんだ」については、2020年7月27日に日本で出版された後、翻訳されて多くの国で販売されています。
まさに、ワールドワイドに活躍されています。
その原点になっているのが、この中学1年生の夏のハワイ旅行だったのですね。
まとめ
今回の記事では、浄土宗のお坊さんでもあり、世界的に活躍しているメイクアップアーティストでもある西村宏堂さんの語学力についてお伝えしました。
西村宏堂さんは、英語とスペイン語がご堪能!
そこで、英語とスペイン語が得意な理由を探ってみました。
英語習得に関しては、アメリカに留学されたことが第一に挙げられますが、
①中学時代に出会った英語の先生の影響。
②高校時代に「ゲイチャット」で世界中に友達を作ったこと。
③さらに、英会話スクールで英語力をアップ!
などが、理由になっているようでしたね。
スペイン語に関しては、唯一無二の親友であるチェチさんとそのパートナーであるカミさんの存在が大きかったようです。
ミス・ユニバースのスペイン代表だったアンヘラ・ポンセさんをはじめとした、ミス・ユニバース出場者の皆さんとの交流も、語学を学ぼうというモチベーションアップにつながっているのではと分析しました。
そんな西村宏堂さんが、最初に英語に興味を持ったのは、中学1年生の夏に行ったハワイ旅行だったこともわかりましたね。
2023年現在は、活動拠点は主に日本という生活を送ってる西村宏堂さんですが、これからも世界を相手にメッセージを発信続けていかれることと思います。
今後の西村宏堂さんからも、目が離せませんね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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