古谷知華(ふるやともか)さんという方をご存じですか?
古谷知華さんは『木食家(もくじきか)』として、ちょっとした界隈で注目されている方です!
最近は『草木姫』という呼び方をされることもあるようですね。
元電通社員というウワサも?!
そして『ともコーラ』を世に送り出した敏腕フードプロデューサーさんでもあります。
そもそも『木食』ってなに?
さらに、2021年6月には『日本草木研究所』を立ち上げたとか?!
ちょっと謎に包まれた古谷知華さんについて、調べてみました!
古谷知華は木食家
古谷知華さんの持ついくつかの肩書の中のひとつが『木食家』!
まずは簡単に、古谷知華さんがどんな人なのか、ご紹介します。
古谷知華ってどんな人?
簡単に、古谷知華さんのことをご紹介します!
氏名 | 古谷知華(ふるやともか) |
生年月日 | 1992年 |
肩書 | 木食家 調香師 フードプロデューサー |
最終学歴 | 東京大学工学部建築学科卒 |
東京大学では、建築の勉強をされていて、あの有名な建築家である隈 研吾氏の研究室に在籍されていたとのこと!
隈 研吾さんといえば「負ける建築」「自然な建築」などのキーワードで語られるように、土地や環境に溶け込むような建築を目指していて、多くの木材など日本独自の素材を活かしたデザインが特徴的ですよね。
隈 研吾さんの研究室にいたことが、現在の「木食」へとつながっているのでしょうか?!
『木の専門家』である隈 研吾さんですが、古谷知華さんのように木を食べたりはしないでしょうね(笑)
古谷知華は元電通社員?!
東大を卒業後、大手広告会社に入社。
というのは、正しい情報のようです。
しかし「電通社員」との情報もある一方で、違うとのウワサも!
さらに詳しい情報が入りましたら、訂正/追記いたします!
古谷知華さんがお勤めされていたのは博報堂でした!
会社員を続けながら、フードプロデューサーとしての活動もスタートさせ、自社ブランドで色々な商品を誕生させている古谷知華さん。
もし本当に電通社員なら、副業でこんなに精力的に活動する時間と体力があるのでしょうか?!
お勤め先が電通であろうと、違う会社だろうと、いずれにせよ「副業」と軽くは言えないほどの活動をされているので、古谷知華さんがめちゃくちゃパワフルな方、というのは本当だと思います!
『木食』って何?
そもそも『木食(もくじき)』とは?
あまり聞きなれない言葉だと思います。
もともと『木食』というのは、お坊さんが木の実や草などを食べて修行すること。
五穀(米・麦・粟・キビ・豆)を食べずに、木の実や木の芽だけを食べて暮らすもので、それらを食べる際に火を通してはいけないとのこと。
つまり、調理をせずに、そのままを食べるということです。
これは本来の言葉の意味ですが、古谷知華さんの『木食家』としての活動は、もっと広義にとらえたもののようです。
古谷知華の『木食家』としての活動は?
古谷知華さんが行っている活動は、お坊さんと同じような修行のススメではありません(笑)
「木」が持つ素晴らしい力を、現在の食生活に取り入れて楽しむ。
イメージは、スパイスやハーブを使用する感じでしょうか。
そこには、健康志向という考えからだけでなく、楽しく美味しい!ということも重視して、新しい可能性を模索されています
このようなコンセプトのもと、新商品を開発・プロデュースする活動をされているのです。
古谷知華はなぜ木食家になったのか
古谷知華さんが、なぜ木食家になったのか。
それは、日本の自然を守るため!!!
日本は、高度成長期に木材の需要が増えると予想し、多くの植樹を行いました。
しかし、実際には安価な海外からの木材が輸入されることとなり、せっかく育った国産の木材は輸入木材との競争に負けてしまい、ほとんど伐採されなくなりました。
ということは、多くの木が狭い土地に乱立したままの状態で、必要な太陽の光が地面まで届かず、地面の中の栄養素を多くの木が取り合うことで栄養不足となり、木が丈夫に育たない。
ということは、しっかり丈夫な根を張ることができず、大雨が降ると簡単に土砂災害が起こってしまう。
生命力の弱い木は、光合成をする力も弱く、能率よく二酸化炭素濃度を下げることが出来ない。
つまり、最終的には地球温暖化にも影響を与えてしまう!
だから!!!
日本の木の消費をどうにか増やしたい!
そのために、自分ができることはないか?
そう考えた古谷知華さんの出した答えのひとつが「木食家」になって、日本の木を使って新しい食文化を作っていこう!という活動なのです。
実際には、日本の山が抱えている問題はとても大きく、ちょっとやそっとでは改善にまでは至らないのですが、それでも今できることをひとつひとつ実行していこう!との志を持って、日々活動されています。
古谷知華が作った「ともコーラ」
古谷知華さんが、これまでに世に生み出した商品といえばクラフトコーラブランドの『ともコーラ』!
フードプロデューサーの実績としては、この「ともコーラ」や、ノンアルコール専門の「のん」などで、そのブランディング能力の秀逸さが話題となっています。
食への探求と日本の食材活用を目指して、2018年夏に誕生したクラフトコーラブランド。
「コーラ」とは、もともとは世界中のスパイスやハーブから作られた「薬膳飲料」だったってご存じですか?
そんな本来の「薬膳飲料のコーラ」を100%天然素材だけを使用した完全無添加で作って販売されています。
気になった方はこちらもチェック!:ともコーラホームページ
雨も大地の大切な潤い…と心に言い聞かせて…雨だろうが晴れだろうがやりたい事やったもん勝ち!🥇🎉✨最近定着しつつ、相変わらず人気なともコーラ🍹最近街でも見かけますね〜レモンしぼって満足度高し!ラムを足したら絶品ラムコーク✨酒は人間の大切な潤い…☺️もこ pic.twitter.com/M82f7kOmHU
— 終日one / 終日喫茶 / 終日フラワー (@shujitsu_one) June 15, 2019
会社員兼クリエイター、古谷知華さんにインタビュー🗣️💬
「クラフトコーラ」を通じて発信したいこととは?https://t.co/SxXG0mRiw1 pic.twitter.com/R90PtYJCOr— ELLEgirl / エル・ガール (@ellegirl_jp) July 22, 2020
お酒を飲む人も飲めない人もお勧めできる、全く新しいノンアルコールを目指して研究しています。
例えば、世界中からあつめた天然素材と「抽出」「発酵」「蒸留」等の酒造工程を組み合わせることで、まだ誰も知らないノンアルリキッドを生み出していきます!
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日本草木研究所とは?
2021年6月に誕生した『日本草木研究所』は、古谷知華さんがパートナーである木本梨絵さんと共同経営されているブランドです。
こちらのブランドから第一弾として発表された商品は「FOREST SYRUP」。
モミ、アカマツ、カラマツ、アブラチャン、コブシ、ヒノキなど軽井沢で採れる六種の香木を蒸留したノンアルコールシロップ。
炭酸水等で割ったり、お菓子やお料理に使うこともおススメだそうです。
木の香りがするそうで、これからの暑い季節、しっかり冷やして炭酸割で飲んでみたいです!
日本の里山に生える未活用食材の可能性。
フウトウカズラは、海外産ではなく、日本の沿岸部の山に自生する「野生の胡椒」で塩漬けに。
アブラチャンは、黒文字科の植物でその花は鉄観音茶と杏を持ち併せる高貴な香りでシロップに。
共に季節限定商品です。お試し下さい。https://t.co/91Cg9vLwAH pic.twitter.com/CY3xi5mFny
— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) February 16, 2022
こちらは、同じく軽井沢の森で採れた香木5種を蒸留して作った「ソーダ」です。
“森を飲む”という新体験を。
日本草木研究所から木食ブランド「木(食)人」が誕生。第一弾「FOREST SODA」は、軽井沢・離山で収穫したもぎたての香木五種を蒸留し、森に入った瞬間の抜けるような緑の香を凝縮。木と人の持続的な関係性を模索する環境的飲料。
数量限定販売▷https://t.co/91Cg9w2zCH pic.twitter.com/3KhGcyeFOW
— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) August 23, 2021
こちらは『草木塩』のご紹介です。
今、普通のスーパーでも色々な種類の塩が変えるようになりましたね。
私も、色々なハーブがブレンドされた塩を愛用していますが、こちらの塩も興味深いです!
草木塩。
どこの家庭にもクレイジーソルトはあるが「日本の素材を使ったシーズニングは?」と聞かれたら、すぐに思いつかない。
日本原生の可食植物を使った【里山シーズニング】を提案する。
モミ、マツ、ヒノキの香りを練り込んだ塩は西洋のハーブソルトよりも、実は口馴染みが良いかもしれない。 pic.twitter.com/dX8RDJGPSL
— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) December 1, 2021
こちらも新しい試み「木のお酒」です!
木の香りがするお酒というと、ウィスキーを思い浮かべますが、こちらはジンとのこと。
個人的には、ジンで木の香り?というのが、あまり想像できないので、なおさら興味深いです!
【木を食べる!次の挑戦は”お酒”】
木のお酒「フォレストジン」が本日誕生🌲一口飲めば、魅惑の森林トリップ…🍸
森に眠るスギ等の間伐材を活用し、里山においしい経済循環⛰
ボタニカルの100%が【日本原生種の木々】という日本初の試み🌙
ファーストバッチは数量限定品。https://t.co/KFaQdQexvW pic.twitter.com/myirkU0NLB
— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) April 27, 2022
また、2021年11月には、新しく料理イベントを開催されました!
日本草木研究所から誕生した様々な商品を堪能できるこのイベント。
これからも回を重ねて欲しいと思います!
是非、参加してみたい!!!
【採集と収穫の食卓】
里山の木々と、畑の野菜。11月上旬、日本草木研究所初のコース料理イベントを開催。全国の里山で採集した香木とHasuneplantの有機野菜をマリアージュ。
採集と耕作、両手段によって得た食糧を現代シェフの手により最高の形で摂取する食事会🍽https://t.co/1QErytlgB1 pic.twitter.com/mVTjJUKf7d— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) October 16, 2021
これからの古谷知華の進化に注目!
日本草木研究所の活動を中心に、古谷知華さんの生み出す商品についてご紹介してきました。
すでに古谷知華さんの魅力に興味をもってくださっていますよね!!!
ですが、まだまだこれから!
古谷知華さんは、これからもっともっとパワーアップしながら進化していく方だと確信しています!
古谷知華さんご自身も、これからの進化の可能性を感じていらっしゃるようです。
日々、日本の里山の可能性についてアドレナリンは増えゆく一方…
素晴らしい山のプレイヤーさん達との縁も重なり、日本草木研は単に美味しい可食植物でイケてるプロダクトを作るブランドに留まらず、日本の里山経済を循環させる良質な新システムを考える組織に成長したいという願いが強まっている🌲
— 古谷知華 | 調香師 (@tomokafuruya) March 3, 2022
今後は「木のアイスクリーム」の開発にもチャレンジしたいとのこと!
古谷知華さんの進化が止まりません!!!
まとめ
今回は、『木食家』として注目が集まっている古谷知華さんについてご紹介しました。
古谷知華さんは、食ブランド「日本草木研究所」を主宰されているフードプロデューサーさんで、続々と興味深い商品を発表されています。
古谷知華さんのこれからの活動には、期待しかありません!
今後も、古谷知華さんの活動に注目していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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