エリザベートあらすじを簡単まとめ!宝塚版と東宝版の違いは?【ネタバレ】

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2019年以来となる再演が決まったミュージカル「エリザベート」

2022年10月9日から帝国劇場にて上演されますね!

今回初めて見に行こうという方に向けて、あらすじを簡単にまとめてみました!

もちろん、何度も見ていますという方にも読んでいただけたら嬉しいです!

また、宝塚歌劇団版と東宝版では、ストーリーの解釈に違いがあることはご存じですか?

ネタバレが含まれる内容ですので、観劇前に知りたくないという方は、ご注意くださいね!

▽この記事でわかること▽
◆エリザベートのあらすじ簡単まとめ
◆宝塚版と東宝版の違いはなに?
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エリザベートあらすじ簡単まとめ

ミュージカル「エリザベート」の物語の始まりから結末まで、順を追ってみてきましょう!

物語の始まり

ハプスブルグ帝国の皇后エリザベートを暗殺したイタリア人「ルイジ・ルキーニ」が捕らえられ、牢獄の中で首つり自殺したあと、黄泉(よみ)の国の裁判で、その罪について裁きを受けています。

ルイジ・ルキーニは「確かに私はエリザベートを殺したが、黄泉の国の帝王トートがエリザベートを愛し、エリザベート自身も死を望んでいた」と主張。

そのことを説明するために、ルイジ・ルキーニがストーリーテーラーとなって、この物語が始まっていきます。

エリザベートとトートの出会い

エリザベートは、バイエルンの王女としてこの世に生を受けます。

でも、自由で寛容な父親に育てられ、お転婆で活発な少女として暮らしていたエリザベートの夢は、サーカスに入ること!

ある日、庭で綱渡りをしている時にバランスを崩し、高所から転落。

意識不明の重体になり、生死をさまよいます。

その時に出会ったのが、トート。

トートは、死を支配している黄泉の国の帝王。

意識不明の状態で黄泉の国に来たエリザベートを見て、その美しさの虜となり、本来はその命を奪うところを、現世に戻す選択をします。

※いくつか解釈があるようです※
◆エリザベートに恋をしたトートが、愛する人を死に至らすことが出来なかった説。
◆エリザベートに恋をしたトートが、愛する人を今は生かし、自ら『死を選ぶ』=『“死”である自分を選ぶ』時が来るのを待とうと考えた説。

エリザベートの不幸な結婚

生死をさまよう経験をしたエリザベートですが、現世に戻り、ますます美しく成長。

ハプスブルグの若き皇帝フランツ・ヨーゼフに一目ぼれされて結婚します。

こうして、エリザベートはオーストリア・ハプスブルグ帝国の皇后(こうごう)となったのです。

しかし、待っていたのはフランツの母である姑の皇太后ゾフィーによる厳しいい皇后教育!

しかも、夫フランツは、母ゾフィーの言いなりのマザコンで、ハプスブルグ統治に関しても意見を求めるほど。

やがて母となったエリザベートでしたが、子供の養育権についても姑ゾフィーに取り上げられてしまいます。

夫フランツは母ゾフィーに操られていましたが、美しいエリザベートのことも愛していたので、母ゾフィーから子供の養育権だけはエリザベートのもとに戻ります。

しかし、息子であるルドルフを愛しつつも、自分の武器である美貌を維持することに専念し、周りの人を敵視して心を閉ざしていくエリザベート。

さらに、姑ゾフィーの企みにより、フランツは愛人を作ります。

そのことが決定打となり、エリザベートはお城を出て長い旅に出てしまいます。

夫フランツとも、息子ルドルフとも、家族としての絆を深めることが出来ないまま、月日が過ぎていきます。

皇太子ルドルフの反逆と自殺

エリザベートとルドルフの息子である皇太子ルドルフは、両親の不仲に苦しみ、愛する母親から愛されているという実感を持てずに育ったことで、歪な性格を持つ青年に育ちます。

少年時代には、自分の勇気を試すためと言って猫を殺すという奇行に及んだことも。

その頃、ハプスブルグ帝国の支配下にあったハンガリーで独立運動が起こり、ルドルフは皇太子という立場にも関わらず、その運動に参加。

父親であるフランツを裏切ることになるこの行動は、当然父親に受け入れられるはずはありません。

皇太子である自分が、皇位継承者として認められなくなったことと、そんな立場になった自分を母親であるエリザベートが擁護してくれなかったことへの絶望で、拳銃を使って自らの命を絶ってしまいます。

後ほど詳しく触れますが、ルドルフが命を落とす場面で、黄泉の国の帝王トートとルドルフがキスをするシーンがあります。

このシーンは、この舞台の見どころの一つであり、毎回大きな話題になるところです。

エリザベートの死と物語の結末

エリザベートは、この物語のストーリーテーラーであるイタリア人ルイジ・ルキーニによって刺殺されます。

エリザベートが死んだということは、黄泉の国の帝王であるトートの支配下に行ったことになります。

実は、物語の途中で、トートは何度もエリザベートのもとを訪れています。

エリザベートが幼少期に生死をさまよった際に、エリザベートに恋をしたトート。

エリザベートがフランツと結婚後、姑ゾフィーの言いなりである夫に失望し、死のうと思った時にも、トートはエリザベートの傍にいます。

しかし、エリザベートは最終的には死を選びませんでした。

また、愛する息子ルドルフが自殺してしまった時には、エリザベートはトートに「私を死なせて」と懇願します。

トートにとっては、長い間待っていた瞬間だったはず。

しかし、この時は「死は逃げ場ではない」とエリザベートを突き放し、死を選択させませんでした。

そして、エリザベートが非業の死を遂げた事件。

トートは、ルイジ・ルキーニというイタリア人を使って、エリザベートを死に追いやります。

この時、エリザベートは、トートが自分を呼ぶ声を聞きます。

そして、その声に応え、“死”を受け入れます。

それは、トートを受け入れることを意味します。

こうして、この世を去ったエリザベートは、黄泉の国でトートと結ばれて幸せになる。

これが、この物語の結末です。

宝塚版と東宝版との違いは?

宝塚歌劇団の「エリザベート」と東宝の「エリザベート」。

この2つの舞台では、あらすじについては基本的に同じと言えます。

ですが、演出方法やセリフ、解釈が少しずつ違っています。

ここでは、決定的に大きく違う2点についてご紹介します。

キャストの性別が違う!

皆さんご存じの通り、宝塚歌劇団の団員は、すべて女性!

ですから、男性役も女性が演じています。

エリザベートの場合、トートやルドルフ、夫のフランツも、女性が演じます。

先ほど、皇太子ルドルフが自ら死を選んだ際に、ルドルフとトートがキスをするシーンがあるとご紹介しましたが、宝塚版の場合は女性同士、東宝版では男性同士のキスということになります。

どちらも同性同士のキスなのですが、断然話題になるのは東宝版!

なぜなら、宝塚版ではキスをするようなポーズをするだけで実際にはキスをしないのに対し、東宝版では本当に唇と唇を合わせたキスをするから!!!

これはもう、話題にならないハズはないですよね(笑)

キャストが発表されるたびに、トート役とルドルフ役が誰なのか。

つまり、キスをするのは誰と誰なのか。

毎回、多くの人が大注目です!

キスの解釈が違う!

ご紹介した通り、皇太子ルドルフと黄泉の国の帝王であるトートがキスをするのですが、その解釈が宝塚版と東宝版では違います。

【宝塚版】
宝塚版では、拳銃を自らの頭に打ってグッタリしているルドルフに対し、トートが近づきキスをします。ルドルフはもう自分のものだという証として、トートはルドルフにキスをした、という解釈です。しかも、ルドルフは、トートが愛してやまないエリザベートの息子。まずは、息子であるルドルフを手に入れた、といったところでしょうか。

 

【東宝版】
東宝版では、宝塚版とは逆で、皇太子ルドルフからトートにキスをします。このことで、ルドルフが自分の意志で死を選んだ=トートを選んだということが、強調されています。トートは、エリザベートのところだけでなく、幼いルドルフの前にも時々姿を現していました。幼いルドルフは、トートが黄泉の国の帝王だとは知りません。親の愛情に飢えていた幼いルドルフにとって、時々自分のもとを訪ねてくれるトートは、友達のようであり、心を許せる貴重な存在でした。そのトートが、父親に勘当され、母親にも助けてもらえず、絶望の中にあった時に、また現れたのです。自ら死を選んだ時に、ルドルフはトートが本当は何者なのか、理解していたのでしょうね。だからこそ、自分からトートにキスをしたのでしょう。

まとめ

2022年10月から始まるミュージカル「エリザベート」。

今回初めて観劇しようと思っている皆さんを念頭に置いて、あらすじをまとめてみました。

また、宝塚版と東宝版の違いについても、ご紹介しました。

「エリザベート」が、また新たな歴史を刻んでいくところを今後も見ていきたいですね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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