徹子の部屋で笑福亭鶴瓶が投資話は詐欺広告!日銀が提訴もフェイクニュース! | トマト★ジャーナル

徹子の部屋で笑福亭鶴瓶が投資話は詐欺広告!日銀が提訴もフェイクニュース!

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皆さんもよくご存じ、テレ朝の長寿番組「徹子の部屋」。

徹子の部屋に出演された方について、放送後に話題になることはよくありますよね。

今回は、徹子の部屋に出演された笑福亭鶴瓶さんが、番組の中で投資についての話をしたという件が話題になっています。

さらには、その投資話の件で日銀が番組に圧力をかけたり、日銀が笑福亭鶴瓶さんのことを提訴したとの情報も!

これらの情報は、SNS上で拡散されているのですが、一見すると「Yahooニュース」「読売オンライン」に掲載されているように見えます。

しかし、これらの情報は「詐欺広告」!

 

笑福亭鶴瓶さんが徹子の部屋で投資話をしたことも、日銀が番組に圧力をかけたことも、日銀に提訴されたことも、すべてがガセネタだということがわかりました!

ガセネタというよりも、この「Yahooニュース」や「読売オンライン」に見えるいわゆる「詐欺広告」「フェイクニュース」という類のもので、2023年10月24日に配信されているような表示になっています!

 

では、この記事が詐欺広告であり、フェイクニュースだとわかる理由は?

今回の笑福亭鶴瓶さんだけでなく、「有名人の投資話」には注意が必要なようです!

▽この記事でわかること▽
■徹子の部屋で笑福亭鶴瓶は投資話をしていない!
■笑福亭鶴瓶は日銀に提訴されたのもデマ!
■詐欺広告/フェイクニュースだとわかる理由6つ!
■有名人の投資話に注意!
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徹子の部屋で笑福亭鶴瓶は投資話をしていない!

まず、この騒動の元となった「笑福亭鶴瓶さんが徹子の部屋で投資話をした」というのが、でまかせだとわかりました。

つまり、そんな話はしていない!ということです。

今回のフェイクニュース記事(詐欺広告)の中で使われている番組出演時の写真は、確かに過去に笑福亭鶴瓶さんが徹子の部屋に出演された時のものですが、それは2022年10月6日のこと。

 


現在は2023年10月ですから、約1年も前のことです。

それが、今頃、その時に投資話をしたというのもおかしな話です。

この後で詳しくご紹介しますが、その他にもおかしな点がいくつもあり、徹子の部屋で笑福亭鶴瓶さんが投資話をしたというのは、100%デマであると断言できます!!!

 

2022年10月の放送を実際に見ていた人の投稿を探してみたところ、いくつか見つけることができました!

↓どの書き込みにも、この番組中に投資の話が出たことには触れていませんし、ましてや「生放送が途中で中断された」なんてことも書いてありません。

同じく、こちらの書き込みでも、投資に関することは書いてありませんし、和やかに番組が終了したというような内容ですよね↓↓↓

↓実際には、番組内で奥さんや息子さんの話をされていたのですね~

投資話とは、真逆の内容ですよね!

↓笑福亭鶴瓶さんは、声優としてもご活躍されていますよね。

生でセリフが聞けるなんて、こんなスゴイことなかなかないのに、お孫さんには伝わらなかったのですね。

じいじのお仕事を理解してもらえるのは、もう少し先のことなのかもしれません!

しかも!

この日の番組内で紹介された写真の中で、笑福亭鶴瓶さんが平野紫耀さんが書いたイラストTシャツを着ていることまでわかってしまいました!!!

きっと、この番組が放送された当時も、このTシャツ姿の件が話題になって盛り上がっていたのでしょうね!

思いがけず、そんなことまで分かってしまいました。

 

というわけで、ご紹介したように、番組放送当時のSNS上の書き込みを見ても、投資話に関することは1件も見当たりません!

 

 

こちらの書き込みによると、Instagramにもこのフェイクニュース(詐欺広告)が掲載されているようですね↓↓↓

笑福亭鶴瓶さんも、こんなところでご自分の名前が使われて、とっても迷惑ですよね。

こちらの詐欺広告の被害に遭われた方のことを思って、心を痛めていらっしゃるのではと思います。

 

笑福亭鶴瓶は日銀に提訴されたのもデマ!

さらに、今回のフェイクニュース(詐欺広告)では「笑福亭鶴瓶さんが日銀から提訴された」と言っているようです。

というのも、「生放送中」に、笑福亭鶴瓶さんが儲け話をしているのに気付いた日銀が、圧力をかけて放送内容を強制的に削除。

さらに、提訴までしたということになっているようです。

しかし、もちろんこれもデマ。

 

何よりも、「徹子の部屋」という番組自体が生放送ではなく、収録されたもの!

まったく事実ではありません。

先ほどお伝えしたように、そもそも徹子の部屋の中で、投資話をしていないのですから、提訴されたという件も当然事実でないことは明らかですよね。

 

詐欺広告/フェイクニュースだとわかる理由6つ

では、どうして今回の情報が詐欺広告であり、フェイクニュースだとわかるのでしょうか。

先ほどご紹介したことも含め、その理由について、さらに詳しくご紹介したいと思います!

 

理由①出演時期が1年前

先ほどもご紹介した通り、笑福亭鶴瓶さんが徹子の部屋に出演されたのは、2022年10月のことで、今回のフェイクニュースが出る1年も前のこと。

1年もたってから、その時のことが話題になるとは考えにくいですよね。

 

理由②徹子の部屋は生放送ではない

これについても、先ほどもご紹介した通り。

「徹子の部屋」はそもそも生放送ではありません。

もし、収録中に問題発言をされることがあったとしても、それは編集によってカットされるでしょうし、それがそのまま放送されることはありえません。

 

理由③SNS上に視聴者の証言がない

さきほどご紹介した通り、多くの視聴者が当時の番組の感想などをX(旧Twitter)などSNS上に書き込んでいますが、「投資話が出た」なんてことを書いている人はひとりもいませんでした。

ましてや、番組が途中で中断しただの、何か緊迫した状況になったなどの書き込みも一切ありません。

ということは、もう「そんな話はしていない」と言い切れると思います!

 

理由④日銀が圧力をかけることはない

もし、100歩譲って、番組内で笑福亭鶴瓶さんが投資の話をしていたとしても、それを日銀が監視し、圧力をかけるなんてことは、あり得ません。

さらに、番組の内容を削除するなんて、そんなことが行われるはずもありません。

しかし、こちらの書き込みなどを見ると、「日銀から放送ストップがかかる」ことがあると思っている人も一定数いるのかもしれませんね↓↓↓

 

日銀(日本銀行)とは何をするところなのか、改めて調べてみました。

日本銀行では、「物価の安定」と「金融システムの安定」という2つの目的を達成するため、様々な業務を行っています。

日本銀行が行っている主な業務には、次のようなものがあります。

①銀行券(お札)の発行・流通・管理

②決済に関するサービスの提供

③金融政策の運営

④金融システムの安定に向けた取り組み

⑤国の事務の取扱い、対政府取引に関する業務

⑥国際業務

引用元:日本銀行公式HPより

これだけ見ても、何をやっているのか、素人にはなかなか理解できないですね。

興味がある方は、日本銀行の公式HPを読んでみてください!

 

少なくとも「テレビ番組の内容をチェックして圧力をかける」という業務は、なさそうですよ。

しかし、「そういうことは、秘密裏に行われている」と思っている人もいるのでしょうか???

 

理由⑤文面の日本語がおかしい

この「Yahooニュース」や「読売オンライン」に似たニュースサイトの文章の日本語が、誰もがわかる酷いレベルでおかしいようです。

笑福亭鶴瓶さんは、皆さんもご存じの通り落語家さんですし、タレントとして活躍されていますよね。

しかし、この記事の中では、笑福亭鶴瓶さんには「選手」という肩書がつけられています。

 

また、文末のいわゆる「です・ます調」と言われるような表現が、ちぐはぐで揃っていません。

 

外国の言葉を、AIなどを使って日本語に訳したような、そんな日本語になっています。

そういったところからも、少なくても本物の「yahooニュース」や「読売オンライン」の記事でないことは確かですよね!

 

理由⑥このサイトに掲載されているのは1記事だけ!

この「Yahooニュース」や「読売オンライン」のサイトには、他の記事も掲載されているように見えますが、実際には情報が入っておらず、今回の笑福亭鶴瓶さんの投資話の件だけしか、掲載されていません。

つまり、この1件の記事だけしか存在しないサイトということになります。

ということは、本物の「Yahooニュース」や「読売オンライン」のサイトではないことは、100%明らかですよね!

 

 

有名人の投資話に注意!

実は、今回の記事以外にも、芸能人などの有名人がやっている投資話を紹介し「儲かる!!!」などと謳ったフェイクニュース(詐欺広告)が、過去にも存在しているようです。

例として、明石家さんまさんがやっている投資話がすごく儲かる!!!という内容のものがあったそうです。

また、嵐の櫻井翔さんタレントのタモリさんが、テレ朝系人気バラエティー番組「アメトーーク」の中で、投資話をしたというケースもあったそうです。

 

さらに、スポーツ選手としては、プロテニスプレーヤーの大坂なおみさんも、同じような詐欺広告に利用された過去があるそうです。

 

過去に、こんなに多くの「投資話詐欺」があったなんて、知りませんでした!!!

 

このようなフェイクニュース(詐欺広告)を発信するということは、それなりにメリットがあるからなのでしょうね。

つまり、このようなフェイクニュースを信じたり、本気で信じないまでも興味本位でクリックしたような方が、何かしらの被害を受けることにもつながるのでしょう。

例えば、大きなリターン(ノーリスク&ハイリターン)があるという投資への勧誘だったりするようです。

そんなおいしい話は、まずありませんし、疑うべきですが、一定数の人は「もしかして?」と思ってしまうんでしょうね。

私には、具体的な仕組みなど、手口の詳細や裏側まではわかりませんが、気を付けたいものです!

 

とにかく「儲け話」には要注意ですね!

■有名人が宣伝しているからといって、すぐにその情報に飛びつかない!
■特に、お金に関することは、情報元がどこで信頼できる情報かどうか、慎重に調査するべし!
■簡単に儲けられることは、まずない!と肝に銘じるべし!

 

まとめ

「読売オンライン」による「徹子の部屋に笑福亭鶴瓶さんが出演した際に投資話をして、日銀が提訴した」というニュースは、完全にガセネタで、いわゆる「フェイクニュース」「詐欺広告」だということが分かりましたね。

良く考えたら、誰でもすぐに偽物だとわかるようなレベルの記事だとは思いますが、興味本位で読んでみたりするのは、どこか危険が潜んでいるような気がします。

今回の「Yahooニュース」や「読売オンライン」に限らず、名の通ったニュースサイトの名前を使用されていると、信頼してしまいがちです。

今回のようなフェイクニュース(詐欺広告)があるということを、常に頭の隅においておいた方が良さそうです。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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