2022年4月に中央大学に入学された吉居駿恭(よしい しゅんすけ)選手は、1年目から大学陸上界で大注目されたランナーです。
2023年4月には2年生になりました。
吉居駿恭選手の中学・高校時代の戦績も素晴らしいのですが、吉居駿恭選手が同学年の他の選手よりも知名度が高く、注目されている理由は他にもあります。
それは、吉居駿恭選手には双子のお兄さんがいて、二人とも陸上選手だから!
双子の兄の一人は、同じ中央大学の陸上部の先輩でもある吉居大和(やまと)選手で、箱根駅伝の1区区間記録保持者!
もう一人の双子の兄、吉居大耀(たいよう)選手も中京大学の陸上部所属です。
そして、そんな吉居3兄弟のご両親も、元陸上選手という陸上一家!
というわけで、今回の記事では、吉居駿恭選手の双子の兄・大和選手&大耀選手、そして3兄弟のご両親についても、調査していきます!
2022年度駅伝シーズンの吉居兄弟の活躍の様子を追記いたしました!
是非、ご一読ください!
2023年度駅伝シーズンの吉居兄弟の活躍の様子を追記いたしました!
是非、ご一読ください!
■吉居駿恭の双子の兄/大和&大耀
■2022年度シーズン駅伝の吉居兄弟の活躍!
■2023年度シーズン駅伝の吉居兄弟の活躍!
■吉居3兄弟の父と母
吉居駿恭の双子の兄/大和&大耀
吉居駿恭選手には2学年上の双子のお兄さんがいます。
双子ですが、長男が吉居大和選手で、次男が吉居大耀選手です。
お二人の誕生日は、2002年2月14日でなんとバレンタイン生まれ!
駿恭選手は2003年4月8日生まれの三男で、吉居家の子供は3人です。
学年でいうと2年離れている兄弟ですが、実際には1年2か月しか年齢差はありません。
そう、年子なんです!
双子の男の子を育てつつ、その子たちがまだ1歳になったばかりで3人目を産むなんて、同じく子供を育てた経験のある私からしたら、お母さんは超ツワモノ(笑)
後ほどご紹介しますが、お母さんは元陸上選手。
体力もあって健康で、パワフルで明るく元気なお母さんなのでしょうね!
長男/吉居大和選手について
長男・大和選手は、地元・愛知の田原市立東部中学校を卒業後、スポーツ強豪校である仙台育英高校に入学されます。
ちなみに、2年後には、弟の駿恭選手も同じく仙台育英高校へ。
駿恭選手は、お兄さんが先に通学されていたので、安心して仙台に行くことが出来たのではないでしょうか。
仙台育英高校時代には、二人は同じ陸上部の先輩・後輩として試合に臨み、全国高校駅伝で優勝も果たしています。
大和選手は高校卒業後、2020年4月に中央大学に進学されました。
大学1年生の12月には、大阪・長居陸上競技場で開催された104回日本陸上競技選手権大会の5000mに出場し、3位入賞、銅メダルに輝きました!
そのすぐ後の2021年1月の第97回箱根駅伝では、同級生である順天堂大学の三浦龍司選手とともに大注目されていましたが、3区を走り区間15位に終わってしまいました。
しかし、翌年2022年1月、2年生になって迎えた第98回箱根駅伝では、昨年のリベンジを目指して1区を走り、15年間更新されていなかった区間新記録をマーク!
さらに、大会MVPにあたる金栗四三杯にも選ばれる活躍ぶり!
中央大学としても総合成績は6位で、10年ぶりとなるシード権獲得にも貢献しました。
半年前はどん底にいた中央大の吉居 箱根最古の記録更新までの努力https://t.co/7RCWV8EcH8
箱根駅伝の1区で、中央大の吉居大和(2年)が、箱根駅伝最古の区間記録を15年ぶりに塗り替えました。
今季前半は不調に苦しんでいました。26秒の大幅更新には、苦労と努力がありました。 pic.twitter.com/JaS7JGaxzo
— 朝日新聞デジタル@金のデジモ (@asahi_gdigimo) January 2, 2022
この時の駅伝での活躍が注目されがちですが、大和選手はトラック競技も得意な選手です。
高校3年生の時には、インターハイ5000mで日本人トップの3位という成績も残しています。
また、5000mでU20日本記録の13分25秒87、10000mで同歴代2位の28分03秒90という記録も持っています。
自身3回目のチャレンジとなる2023年1月の第99回箱根駅伝では、昨年以上の上位入賞を目指していることでしょう。
2022年は、中央大学は学生3大駅伝(出雲駅伝・全国大学駅伝・箱根駅伝)すべてに出場予定ですから、大和選手にはフル参加で駅伝シーズンを爽快に走り抜けて欲しいですね!
今年は、弟である駿恭選手が同じ中央大学に入学されました。
これで、大和選手と駿恭選手は全く同じ小・中・高を卒業し、さらに同じ大学に通っていることになります。
高校時代同様、大学駅伝でも、吉居兄弟の活躍する姿を見たいですよね!
兄弟間でタスキ交換がされる可能性もある?
そんな瞬間があるかもしれませんので、それが実現した際には是非お見逃しなく!
次男/吉居大耀選手について
双子のもう一人のお兄さん、吉居大耀選手は、双子の兄・大和選手や弟・駿恭選手とは違い、高校時代も大学生になった現在も、地元・愛知県で過ごされています。
通っていた高校の情報は、見つけることが出来ませんでした。
2020年4月に入学した中京大学では、陸上競技部の長距離選手として陸上を続けています。
こちらは、中京大学陸上競技部のTwitterで、2021年11月20日に投稿されたものです。
第48回東海学生陸上競技秋季選手の男子5000mに大耀選手が出場された時の結果が掲載されています。
【第48回東海学生陸上競技秋季選手権】
男子5000m
《2組》
6着 兼房優生(1)16’14″19←PB✨
14着 角樋将太(1)16’37″64
《3組》
16着 佐藤滉太(1)16’38″42
22着 吉居大耀(2)17’44″05
《4組》
13着 坂上大陽(2)15’50″29
17着 渡邉健志郎(1)16’02″87
《5組》
12着 窪田亮太(1)15’24″16↓↓↓
— 中京大学 陸上競技部 長距離 (@chukyo_ld) November 20, 2021
大耀選手は、双子の兄である大和選手や、弟の駿恭選手と比べると、華やかな舞台に立つ機会が少なかったかもしれませんが、小学生の頃に始めた陸上競技を大学生になった今も続けているということは、2人と同じように、本当に陸上が好きなんだろうなと思います。
大和選手と駿恭選手のように、近くに兄弟がいる環境ではありませんが、2人の活躍が愛知にいる大耀選手にもパワーを与えていると思います。
逆も然りで、大耀選手の頑張りも、東京にいる2人に届いていることでしょう。
2022年度シーズン駅伝の吉居兄弟の活躍!
中央大学在学中の兄・吉居大和選手と、弟・吉居駿恭選手は、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝の3駅伝すべてに兄弟揃っての出場を果たしました!
大和選手は、その3駅伝全てで区間賞を受賞という大快挙!!!
駿恭選手も、1年生ながら3駅伝全てに出場ということで、素晴らしいですよね!
2023年、最終学年となる大和選手、今年の経験を生かして飛躍の年になるであろう駿恭選手の活躍が楽しみですね!
2022年度出雲駅伝(2022.10.10)
2022年10月10日、出雲駅伝が行われました!
今回は、兄・大和選手が1区区間賞!
弟・駿恭選手は最終6区4位!
中央大学としては、3位でした!
表彰式後☻
吉居大和 吉居駿恭 (中央大学)吉居兄弟可愛い🙌🏻💓 お疲れ様でした! pic.twitter.com/zytsu4h8Uz
— か え 🍁 (@k_7250) October 10, 2022
2022年度全日本大学駅伝(2022.11.6)
2022年11月6日、全日本大学駅伝が行われました!
今回は、兄・大和選手が6区区間賞!
弟・駿恭選手は3区8位!
中央大学としては、7位でした!
20221106 全日本大学駅伝 6区 中央大学 吉居君 pic.twitter.com/E6qP6HdpME
— ひよ (@hiyomiranharp11) November 6, 2022
【全日本大学駅伝2022】
3区 富洲原橋
吉居 駿恭選手 (中大)*分身の撮影による pic.twitter.com/SNPdS3wGjK
— ゆう・T (@aquamarine4320) November 9, 2022
全日本大学駅伝で2年連続シード権を獲得しました!https://t.co/JxTqVcict0#全日本大学駅伝#中大陸上競技部#オンライン応援 pic.twitter.com/21aV1ltIJ9
— 中央大学広報室 (@Chuo_PR) November 9, 2022
2022年度箱根駅伝(2023.1.2&3)
2023年1月2日&3日、箱根駅伝が行われました!
今回は、2人揃って初日・往路で登場!
兄・大和選手が花の2区で区間賞!
弟・駿恭選手は4区を走り、首位と39秒差の3位!
中央大学としては、往路2位でした!
【 #箱根駅伝 】花の2区、 #中央大学 ・吉居大和を区間賞に導いた同郷の #青山学院大学 ・近藤幸太郎の「ついてこい」 https://t.co/zFkg1oZPfa #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/htJrPEb313
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) January 2, 2023
4区 風祭
吉居駿恭(中大) 区間5位 1′01′49“兄が走れば弟も”
見事な箱根デビューでチームの往路2位に貢献!#箱根駅伝 pic.twitter.com/Gb3eRXHMVP— ハイテンコーギー (@TFEkoma) January 2, 2023
翌1月3日の復路でも、中央大学は2位となり、総合2位で箱根駅伝を終えました!
【第99回 #箱根駅伝 】
総合2位 10°48’53”復路結果
2位 5°25’13”
6区 #若林陽大(4) 58’39″区間2位
7区 #千守倫央(4) 63’15″区間4位
8区 #中澤雄大(4) 64’58″区間7位
9区 #湯浅仁(3) 68’54″区間6位
10区 #助川拓海(4) 69’27″区間3位#箱根駅伝#中大駅伝 #中央大学#時代を紡ぐ軌跡を残せ #復活のC pic.twitter.com/ulMsJHM9bM— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) January 3, 2023
2023年度シーズン駅伝の吉居兄弟の活躍!
2023年4月、兄・吉居大和選手は最終学年の4年生、弟・吉居駿恭選手は2年生になりました。
早速、お2人の2023年度駅伝での様子をリポートしたいと思います!
2023年度出雲駅伝(2023.10.9)
2023年10月9日に行われた出雲駅伝。
出雲駅伝での、中央大学および吉居大和・駿恭兄弟の結果は以下の通りです。
中央大学 | 7位(2:12:17) | ※優勝の駒澤大学の記録は2:07:51 |
兄・吉居大和選手 | 出場せず | |
弟・吉居駿恭選手 | 3区(25:43) | 区間11位 |
2023年度全日本大学駅伝(2023.11.5)
2023年11月5日に行われた全日本大学駅伝。
全日本大学駅伝での、中央大学および吉居大和・駿恭兄弟の結果は以下の通りです。
中央大学 | 4位(5:12:49) | |
兄・吉居大和選手 | 3区(34:33) | 区間11位 |
弟・吉居駿恭選手 | 1区(27:22) | 区間3位 |
10月に行われた出雲駅伝では出場しなかったからこそ、兄・吉居大和選手にとって今回の駅伝は思いのこもったレースになったと思いますが、残念な結果となってしまいました。
大学での最後の駅伝となる箱根では、絶対に巻き返して欲しいですね!!!
弟・吉居駿恭選手の方は、1区で区間3位。
【全日本大学駅伝】中央大学 出雲欠場の吉居大和は3区 吉居駿恭選手は1区#日テレNEWSNNN #全日本大学駅伝 #中央大学 #吉居大和https://t.co/rshrd73Sze
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) November 3, 2023
【長距離ブロック】
〈全日本大学駅伝〉
8:10スタートです📣
1区は吉居駿恭(2)が走ります🏃♂️#全日本大学駅伝#中大駅伝 #中央大学#中央特快伊勢神宮行き#再び動かす真紅の歴史 pic.twitter.com/a0PGyEnJU3— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) November 4, 2023
#全日本大学駅伝
3区9km地点
中央大学 吉居大和
東京農業大学 原田洋輔#55全日本大学駅伝 #伊勢で決まる日本一 pic.twitter.com/hHWqVU1RDt— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 5, 2023
2023年度箱根駅伝(2024.1.2&3)
※開催されましたら、追記いたします!
吉居3兄弟の父と母
吉居大和・大耀・駿恭の3兄弟が陸上を始めたのは、陸上選手だったご両親の影響からです。
3兄弟の父・吉居誠さんと、母・美奈子さんは、共に元トヨタ自動車のランナーでした。
まさに「陸上一家」ですね!
ご両親の選手時代の戦績などを調べてみましたが、多くの情報を見つけることが出来ませんでした。
お父さんの誠さんは、佐賀県出身で、鳥栖工業高校在籍中に「全国高校駅伝」に出場経験があります。
お母さんの美奈子さんは、自身の選手時代の経験を生かし、アスリート食を作るなどして、子供たちをサポートされていました。
ご本人も元アスリートで、さらに3人の子供たちをアスリートに育てたということもあり、地元・愛知県内で行われる陸上競技に関するセミナーなどの勉強会で講演をされるなど、後進の指導育成にも取り組んでおられます。
第3回 #東三河ジュニアスポーツ勉強会 #健康で強くなるために 第2部後半には田原市出身で現在仙台育英 #吉居兄弟 の父吉居誠さん@3eAdwppt4S6GOHaが登壇し、親としての今までの関わり方や食事など家族の4つのルールなどを話してくれました pic.twitter.com/PuiKLQTqcF
— 東三河ジュニアスポーツ勉強会実行委員会 (@eastmikawajss) December 17, 2019
吉居大和選手が、インタビュー記事の中で、以下のようにコメントされています。
「親と一緒にランニングをするのが好きで、校内のマラソン大会や市の大会などにも少しずつ出るようになっていきました」
ただ陸上を子供たちにやらせるのではなく「一緒に走っていた」というのがとっても良いですよね。
親子で一緒に楽しめたからこそ、陸上の魅力がお子さんたちに伝わったのでしょう。
父・誠さんは、陸上競技は引退された後も、そのままトヨタ自動車にお勤めのようです。
2022年のお正月には、父・誠さんがTwitterで年賀状を披露してくれています↓↓↓
— 吉居 誠 (@3eAdwppt4S6GOHa) January 1, 2022
こちらは、2021年バージョンです↓↓↓
今年も健康で過ごせますように! pic.twitter.com/6m4vKjq2mq
— 吉居 誠 (@3eAdwppt4S6GOHa) December 31, 2020
とっても素敵な年賀状ですね!
親が楽しそうに走っていたら、子供も一緒になって走っちゃいますよね。
そういうことが自然に行われていたのが、吉居一家なのでしょう。
ご両親の「陸上が好き!」という気持ちが、ごく自然に子供たちに伝染した結果なのでしょうね。
これからも、吉居3兄弟のご活躍が楽しみです!
まとめ
今回の記事では、2022年4月に中央大学に入学された吉居駿恭選手の双子のお兄さんと、ご両親についてご紹介しました。
駿恭選手には、双子のお兄さんがいて、一人は同じ中央大学陸上部の大和選手、もう一人は中京大学陸上部の大耀選手。
3人とも、元陸上選手だったご両親のもと、陸上大好きの健やかな好青年に成長されました!
ご家族皆さんが仲良しな様子が伝わってくる年賀状も素敵でしたね。
同じ中央大学の陸上部に所属する大和選手と駿恭選手と、孤軍奮闘?で中京大学に通う大耀選手についても、注目して応援していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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