フォトロゲイニング(通称フォトロゲ)をご存じですか?
皆さんは子供の頃、林間学校などで「オリエンテーリング」をしたことがあるのではと思います。
グループごとに地図を見ながら、チェックポイントを探して山道を歩き回る、あれです。
フォトロゲは、あのオリエンテーリングの現代版と言えます。
残念ながら、コロナ禍で大会の中止や延期があった時期もありましたが、今では多くの大会が開催されています。
子供からシニアまで全世代で楽しめて、さらに当分続きそうなwithコロナ&afterコロナでもおススメのイベントです!
■フォトロゲイニングとは?
■フォトロゲイニングの参加方法
■フォトロゲイニングの魅力とは?
フォトロゲイニングとは?
フォトロゲーニング(通称:フォトロゲ)とは、地図を見ながらチェックポイントを巡り、得点を集めるスポーツです。
チェックポイントで、そこへ行ったという「証拠の写真」を撮ることから「フォト」という言葉が含まれています。
スタートからゴールまで、3時間程度で設定されているものや、6時間など一日かけて行われるものまで様々です。
ですから、ある程度の距離が歩ける幼稚園生or小学生くらいからシニア世代まで、体力にあった参加の仕方がありますので、全世代にお勧めできるイベントです。
大会によっては、ベビーカー利用のちびっ子さんでも参加可能ですよ!
ご家族で、お友達同士で、地図を片手に歩き回ってみませんか?
まだ歴史は浅いですが、これからその知名度がアップしていくこと間違いなし!
フォトロゲイニングの参加方法
さっそく、フォトロゲの参加方法をご紹介していきます。
大会によってルールが多少違うようですが、基本的な流れは以下の通り。
参加したい大会にエントリーする
まずは、参加したい大会を探します。
「日本フォトロゲイニング協会」のホームページに、日本全国の大会情報が掲載されていますので、こちらをチェックするのが一番早いですね!
エントリー料金は大会によって違いますが、1人2000円~3000円程度(保険代含む)程度です。
参加費無料の場合も、結構ありますよ!
1人の参加も可能ですが、2~5人くらいのグループで申し込む方が多いようです。
※イベントによっては、2人以上と指定されていることもあります!
大会によって「ファミリー向け」だったり「健脚者向け」だったりしますので、ご自分にあった大会を選びましょう。
また、移動手段として、自転車がOKだったり、公共交通機関利用OKだったり、または徒歩のみ!など色々あります。
また、3時間コース・5時間コースなど、スタートからゴールまでの設定時間についても色々です。
さらに、街中で行われる大会や、自然の中での山歩き的な大会もあります。
その辺りも、色々見比べて選んでいきましょう。
↓こちらは、豊かな自然の中でトレッキングするような雰囲気のフォトロゲだったようですね!
八ッ場フォトロゲに参加しました。良い天気です。 pic.twitter.com/hhC98QZEUm
— やんば旅ナビ (@yambadam_gunma) July 31, 2021
↓こちらは、横浜の関内地区をまわるフォトロゲですね。
横浜の歴史的建造物など観光地を巡る、こんなフォトロゲも素敵です!
フォトロゲ関内地区に参加してきました。制限時間内に指定された歴史的建造物何軒回れるか競うイベントです。友人2人の顔がイベントの楽しさを物語っております。
…4枚では収まりません。
イイね100件超えたら続きも載せますかね…#横浜びゅー #フォトロゲ #桜 pic.twitter.com/GqQphTQ9It— 横浜村のポチ太郎 (@pochikoro1123) March 29, 2021
大会当日の流れ
大会当日の流れについて、順番にご紹介します!
まずは、集合時間に遅れないように、現地に行きましょう。
②地図には、チェックポイントの場所とそれぞれゲットできる得点数が書いてありますので、スタート時間までに、どのポイントをどの順番で回るか作戦会議をしましょう。
遠いところ、行きにくいところは高得点に設定されています。
どの順番でどのルートを巡るか、この作戦会議はとっても重要ですよ!
複数人で参加していたら、カメラマン役以外の全員が写真に入るのがルールです。1人参加の場合は、自分の姿を含めたセルフィ―で。
ゴールしたら、撮って来た写真をスタッフさんにチェックしてもらい、点数を計算します。
タイムオーバーでも構いませんが、大幅に減点されるのでご注意を。
ゲットした点数により、順位が発表されます。
たいていの大会では、参加賞をいただけます。
上位入賞者には豪華賞品があることも!
私は過去に3回参加したことがありますが、いずれの場合もスタート・ゴール地点に更衣室があり、
荷物を預けることも可能でした。
↓こちらは、参加した学生さんたちが面白いポーズなど、こだわりの写真を撮影されていますね。
参加された皆さんが、心からフォトロゲを楽しんでいる様子が伝わってきます!
このような楽しみ方もあるんですね!
🐬 フォトロゲpart 1 🐬
チェックポイントで写真を撮りながら回るフォトロゲイニングを行いました🚶🏻♂️🚶🏻♂️🚶🏻♂️
面白いポーズや、写真映えなポーズなど、班の色が出ている素敵な写真がいっぱいです💡💡💡#京都学生祭典 #宮津 #ファインダー越しの私の宮津#写真好きな人と繫がりたい pic.twitter.com/IMVdQ9zwHW— 京都学生祭典 (@KIF_saiten) June 22, 2019
フォトロゲイニングの魅力とは?
フォトロゲの魅力とは、どんなところにあるのでしょうか。
過去に3回フォトロゲに参加した私が、実際に感じた魅力をお伝えしたいと思います。
魅力①自分の好きなようにプランを考える
先ほどご紹介したように、フォトロゲでは地図を渡されて、その地図を見ながらポイントを巡ります。
遠くて見つけにくい高得点のポイントにもガンガンチャレンジするのも良し。
逆に、近場で低ポイントをたくさん巡るのも良し。
せっかくなら景色がきれいそうなところを歩く。
観光スポットもついでに巡る。
途中で美味しそうなスイーツを見つけて立ち寄る。
などなど、自分たちで自由にプランを考えるところが一番の魅力!
思ったより時間がかかって途中で計画変更するなど、最初から最後までみんなでワイワイ相談しながら、ゴールを目指すのが、とっても楽しい!
ここで大事なルールは、チーム全員で行動しなければならないということ!
手分けして、チェックポイントに行くのはルール違反です!
チェックポイントでの写真撮影では、カメラマン役以外の全員が写らないといけないとは、このルールに基づくものです。
上位入賞するようなチームは、スタートと同時にダッシュ!
最後まで走りっぱなしの強者チームさんもいらっしゃいます!
ですが、多くのチームは、最初から最後まで、おしゃべりしながらお散歩気分で楽しんで歩いています。
自分たちの体力に合わせたペースでプランを考えて、楽しんでください!
↓こちらの方は、途中でカフェに入ってまったりしたり、足湯を楽しんだりしたようですね。
温泉街でのフォトロゲ、楽しそうですね!
はじめてのフォトロゲ
草津温泉序盤でサンダルが両足とも破損、テーピングで補修したけど思うようには走れず
良い子のみんな、走り込んだサンダルでロゲ出ちゃダメだよ!
でも珈琲屋で30分くらいかけてコーヒー飲んだり、温泉で手足洗ったり、草津の街での寄り道がめちゃくちゃ楽しかったです pic.twitter.com/1PoSxA6HNA
— もリもり (@moritako1121) October 16, 2022
魅力②アナログ地図を使う
最近では、地図と言えば「スマホ」ですよね。
スマホ片手に道案内されることばかりなので、アナログ地図をのぞき込みながらワイワイ歩くというのはそれだけで新鮮です。
スマホの音声案内に慣れている皆さん!
アナログ地図の魅力を体感してみませんか???
【追記/スマホ利用のイベントも登場!】
先ほどご紹介したように、ほとんどのフォトロゲではアナログの地図を利用します。
しかし、最近ではスマホ利用のイベントもあるようです!
これからも、どんどん進化していきそうですね!
NaviTabiを使って文京区坂巡りロゲイニング。設定されたポイントに近づくとスマホにブブッと通知がきてポイントの写真を撮って回る。いわゆるフォトロゲなんだけど地図はOMMとかオリエンテーリングに近い感じでテンション上がる。10kmあっという間。また新しい遊びを見つけてしまった。 pic.twitter.com/B3KHoMzvf2
— DOPAN | 山猿 (@dopanrock28) December 4, 2022
魅力③参加賞がもらえることが多い
現在、日本全国で様々な趣向をこらした大会が企画されています。
その中には、町おこし的な要素がある大会が多いように感じます。
というわけで、参加賞として地元の特産品などがもらえることが多いです。
私が参加した時は、参加費以上のものをもらってるのでは?と思うほど、盛沢山でしたよ♪
地元の商店街あげて協力してくださっている大会など、お祭りっぽい雰囲気もあり、楽しかったです。
いよいよ明後日は北摂フォトロゲイニング2022の開催日です!
それに向けて、参加賞の「はにたんクッキー」が今日届きました。
いつもと同じやん、と言うなかれ、美味しいので今年も参加賞にしました。初めて参加の方、ご期待ください! pic.twitter.com/F8rASNYQqi— 大阪府オリエンテーリング協会 (@OsakaOA) December 2, 2022
第2回フォトロゲinいちかわ。参加賞は千葉商科大学The University DININGの550円ランチチケット。美味しかった。 pic.twitter.com/vlgRmEgKMk
— 滝澤淳浩 (@URAYASU_JEFFY) May 30, 2017
昨日、フォトロゲ in 赤坂青山に出場してきました。
参加費無料なのに、参加賞としてサコッシュをもらっちゃった😀
入れるところが3つもありとても使いやすいです🥰#フォトロゲ赤坂青山#お気楽隊 pic.twitter.com/xZaf6hXRZv— ロック (@tetsujin104) November 22, 2020
今日はフォトロゲ感覚で楽しめる「三島の歴史・文化を継承 今昔フォトがたり」に参加。三島の建設会社の新入社員が企画、運営。地元の魅力発信になっています。明日もあり。参加無料。参加賞もあり。 pic.twitter.com/PpKkjRSFKJ
— アナザースカイ・ソロ (@hirokiyoka) September 15, 2018
魅力④コロナ禍でも影響を受けにくい
フォトロゲは、外歩きのイベントです。
そして、自分たちのグループで移動するだけなので、withコロナ&afterコロナでも安心して参加できます!
先日参加した大会では、グループごとに集合時間をずらしてくれていて、スタート地点およびゴール地点で密にならないように工夫されていました。
大会主催者側は、各チームでスタート時間が違うため、その管理が大変だと思います。
ですが、そのおかげで、多くの人が安全にフォトロゲを楽しむことが出来ますよね。
とってもありがたいと思いました!
まとめ
今回の記事では、フォトロゲイニングについてご紹介!
フォトロゲイニング(通称フォトロゲ)大会への参加方法や、その魅力についてまとめてみました。
2020年にはコロナ禍の影響で大会が中止されたり延期されたりする時期もありました。
しかし、現在では多くの大会が色々なところで開催されています。
ご紹介した通り、コロナ禍でも安全に楽しめるのが、フォトロゲの魅力のひとつ!
もっともっと多くの人に、フォトロゲの楽しさを味わっていただきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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