福田健太(ふくだ けんた)選手は、2023年現在、トヨタヴェルブリッツに所属するラグビー選手です。
ラグビー強豪校である茗渓学園(めいけいがくえん)高校では主将をつとめ、その後進んだ名門・明治大学でも主将として大学日本一に輝いています!
そんな福田健太選手は、大学を卒業した2019年春にトヨタヴェルブリッツに加入!
さらに、2020年2月には、当時「スーパーラグビー」に参戦していた「サンウルブズ」でもプレーした経験があります!
今回の記事では、そんな福田健太選手のラグビー歴を紐解いていきます!
■福田健太は茗渓学園高校出身!
■福田健太は明治大学出身!
■福田健太はサンウルブズにも参加!



福田健太は茗渓学園高校出身!
福田健太選手は、ラグビー強豪校で知られる私立・茗溪(めいけい)学園高校の出身です。
茗渓学園高校は、茨城県つくば市にある中高一貫校。
福田健太選手も中学校から入学し、内部進学で茗溪学園高校へ。
高校へは、2012年4月に入学し、2015年3月に卒業されています。
茗溪学園高等学校は中高一貫校で、特にラグビー部は全国でも強豪校として名を知られている他、剣道部も全国大会の常連校、強豪校です。
驚くことに、ラグビーと剣道は、茗溪学園高等学校の「校技」とされていて、毎週一回の体育の授業で男子はラグビー、女子は剣道を行っているそうです。
毎年3月には「校技大会」が行われ、2日間にわたって優勝を目指しクラス単位で熱戦が繰り広げられます。
「校技」がある学校というのは、なかなか珍しいですよね!
また茨城県内では進学校として、毎年国公立大学や有名私立大学へ生徒を送り出すなど、文武両道の一面も持ち合わせている学校です。
福田健太選手の高校時代の主な戦績は次のとおりです。
全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称:花園) | |
高校1年:第92回大会/2012年 | 準決勝敗退 |
高校2年:第93回大会/2013年 | 2回戦敗退 |
高校3年:第94回大会/2014年 | 3回戦敗退 |
高校1年生の時は、まだリザーブにも選ばれませんでしたが、チームは準決勝まで進出。
奈良県代表の御所実業高等学校に敗れています。
高校2年生の時は、SH(スクラムハーフ)として出場しますが、残念ながら2回戦で石見智翆館高等学校に敗れました。
高校3年生の時は、チームの主将としてチームをけん引しましたが、3回戦で大阪朝鮮高級学校に敗れました。
大会後は東日本高校代表、高校日本代表候補に選ばれています。
個人としての能力は優れていたということですね。
福田健太選手の高校時代の身長は、170cm、体重は66kg。
小学校・中学校時代のポジションはCTB(センター)でした。
しかし、中学3年生の時に、SH(スクラムハーフ)へ転向されています。
攻撃の際にはスクラムハーフから受けたパスをウィングへアシストし、守備の際はタックルで相手を食い止める、いわばバックス陣の“縁の下の力持ち”です。オフロードパスを得意とする選手が多いのも特徴で、パワーとスピードの両方が求められます。
引用元: THE ANSWERスポーツ文化・育成&総合ニュースサイト
スクラムの際にボールを中に入れ、後ろに回ってボールを取り出す役割を担う選手です。パスで攻撃のリズムを作ることが求められるため、高い判断力、俊敏性が必要とされています。そのため、比較的体の小さい選手が活躍するポジションです。
引用元: THE ANSWERスポーツ文化・育成&総合ニュースサイト
福田健太選手は、小学校1年生の時に父の勧めで常総ジュニアラグビーフットボールクラブに通い始めたのが、ラグビーを始めるきっかけでした。
福田健太選手がラグビーを始めたきっかけや、ご家族については、こちらをご一読ください↓↓↓

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福田健太は明治大学出身!
茗溪学園高等学校を卒業した福田健太選手は、明治大学に進学します。
明治大学へは、2015年に入学し2019年に卒業されています。
福田健太選手が明治大学を選んだ理由は「帝京大学を倒したい」という一念からだそうです。
というのも、大学日本一を決める「全国大学ラグビーフットボール選手権大会:略称は大学選手権」において、帝京大学は2009年度から2017年度まで9連覇!
福田健太選手が大学に入学した2015年春の時点で、すでに6連覇を果たしていました。
「帝京1強時代」を終わらせるべく、明治大学に進学されたのですね。
結論から言うと、帝京大学が10連覇をかけて臨んだ第55回大会(2018年度)で優勝したのは、明治大学!!!
決勝の相手は、帝京大学ではなく天理大学でしたが、明治大学の優勝は22年ぶりという快挙でした。
福田健太選手の大学在籍期間の主な成績は、次のとおりです。
【関東大学対抗戦】 | 【大学選手権】 | |
大学1年(2015年度) | 優勝※ | 準決勝敗退 |
大学2年(2016年度) | 3位 | 3回戦敗退 |
大学3年(2017年度) | 2位 | 準優勝 |
大学4年(2018年度) | 4位 | 優勝! |
※2015年度の関東大学対抗戦は、帝京大学と同率優勝。
大学1年生では、入学後からAチームに参加するものの、関東大学対抗戦ではリザーブにも入ることはできませんでした。
大学選手権はリザーブとして出場しています。
大学2年生の時は、関東大学対抗戦はリザーブ、大学選手権は前半はリザーブ、後半から出場しています。
大学3年生からレギュラーとなりましたが、関東大学対抗戦は途中交代などでフル出場できませんでした。
大学選手権はレギュラーとして決勝までフル出場しましたが、惜しくも帝京大学に敗れ準優勝でした。
大学4年生の時は主将となり、レギュラーとしてチームの勝利に多いに貢献しましたが、関東大学対抗戦は4位の結果に終わりました。
大学選手権では決勝で天理大学に勝利し、実に22年ぶりの大学日本一の栄光に輝きました。
こちらは、優勝が決まった瞬間の映像です↓↓↓
【明治 22大会ぶり13回目の優勝! 】#全国大学ラグビー選手権 決勝#天理 17-22 #明治#ラグビー #大学ラグビー pic.twitter.com/nUXILdF1aH
— NHKスポーツ (@nhk_sports) January 12, 2019
2月2日をもって明治大学ラグビー部を卒部しました!
最高の同期の中で主将として日本一で終えれてよかった😌🤞
同期、後輩、スタッフ、父母会、ファンの方もみなさんありがとうございました! pic.twitter.com/O3yGjvQt7V— Kenta Fukuda (@k____ta9) February 4, 2019
高校時代は目立った成績がなく上位の成績を上げられませんでしたが、大学では今までの努力の成果が報われた形となって現れたように思います。
なんと言っても、帝京大学の連覇を止めたというのは、福田健太選手にとっては嬉しい有言実行となりましたね!
それらの栄冠を手に、明治大学卒業後はトップリーグ(当時)のトヨタ自動車(現トヨタヴェルブリッツ)に入団されました。
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福田健太はサンウルブズにも参加!
国際リーグのスーパーラグビー2020年シーズンの追加選手として、福田健太選手はサンウルブズに参加した経験があります。
2019年3月に大学を卒業し、トヨタヴェルブリッツに入団したのは、同年4月。
プロになってまだ1年足らずでの世界への挑戦!
サンウルブズにトヨタ自動車のSH福田健太が加入https://t.co/ylYODyDG0Q#サンウルブズ #sunwolves #スーパーラグビー #SuperRugby pic.twitter.com/JKdkGqbAZK
— ラグビーリパブリック|RUGBY REPUBLIC (@RUGBY_REPUBLIC) February 10, 2020
サンウルヴズへの参加するかどうかの打診に対して、福田健太選手は「即答」したと言います。
即答した。
憧れてきた舞台だから。
「オフの日でした。
チームのマネージメントの方から、
『サンウルブズから招集されたけどどうする?』
と連絡が入ったので、行きます、と」
さらに、以下のように抱負を語っていました↓↓↓
「幼い頃から見ていて、一流選手のいる、世界最高レベルのリーグだと思っています。
そこに身を置くことで、トップリーグとは違ったものを吸収できる。
トップリーグで得られるもの以上のものを手にできると思って決めました」
世界トップクラスの選手たちを目の当たりにした経験は、福田健太選手にとって非常に良い経験になったでしょうね。
所属チームであるトヨタヴェルブリッツも、福田健太選手の成長を期待してサンウルブズに送り込んだのでしょう。
その決断が間違っていなかったことは、今の福田健太選手の活躍ぶりを見れば一目瞭然!
まとめ
今回は福田健太選手の学生時代のことを中心にご紹介しました。
高校時代は、花園には年連続出場を果たしたものの、本大会では目立った結果は残せていません。
しかし、個人としての評価は高く、東日本高校代表、高校日本代表候補に選ばれています。
大学では「帝京1強時代」を終わらせるべく、明治大学に進学。
有言実行で、帝京の10連覇を阻止!
主将という立場で、明治大学を22年ぶりの優勝という結果を残しました。
日本代表としての実績を積み上げていくのは、まさにこれから!
2023ラグビーW杯フランス大会では、試合に出場されることを期待しましょう!
そして、これからの日本ラグビー界の担い手、福田健太選手を応援しましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



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